「睡眠が浅い」「朝早く目が覚める」は歳のせい?睡眠の質を上げる意外な方法を発見
どんなに疲れていても短時間しか眠れず、夜中に覚醒してしまったり、朝早く目覚めてしまったり、睡眠の質の低さに悩んでいた40代の筆者。意外な方法で睡眠のトラブルが解決してしまったんです。その話を紹介します。 【写真】やっぱり「睡眠の質を上げる」にはこれが必要だった!納得の方法とは?
長時間寝たいのに寝られない。これって加齢による睡眠障害?
アラフォーと言われる年齢になってから、「睡眠」が毎日の大きな悩みでした。翌朝早く起きなければならない予定がないときでも早くに目覚めてしまうのです。アラームなしでも起きられるのは助かることもありましたが、もっと寝たいのに寝られなくて、毎朝疲れが残っていると感じていました。「今日は10時間も寝てしまった!」という同世代の話を聞くと、私はおかしいのかも……と不安な気持ちにもなっていました。 ときには真夜中に途中覚醒したかのように目が覚めてしまい、そこから再び眠りにつけないこともありました。
ひょんなことから「睡眠の質を上げる意外な方法」に気づいた
睡眠の悩みは、加齢によるものか、女性ホルモンによるものかと思い込んでいて、もう解決するのは難しいのかも……と諦めていたのですが、先日ひょんなことからすんなりと解決してしまったのです。 なんと「引っ越し」で環境が変わったら、朝までぐっすり眠れるようになったのです。 新しい引っ越し先は、夜はとても静かな場所。大通りから少し入った場所にあるので、窓を開けていてもほとんど音が気になりません。このシーンとした静けさのおかげで睡眠の悩みがほぼなくなってしまいました! 今思えば、前に住んでいた部屋は、大通りに面していたし、電車の線路もすぐ近くにあり、夜中や明け方に工事をしていることも多くて、確かにうるさかったかも。部屋には冷房がついていなかった(夏は日本ほど暑くならないカナダに住んでいるので、冷房がついていない家は多いんです)ので、夜は窓を開けていることも多く、「なんでこんな時間に工事しているの?」と目が覚めてしまったこともありました。 だけれど、東京で住んでいた部屋も都心で、夜でも車の音や救急車の音などもしていたので、多少の騒がしさにはすっかり慣れてしまっていて、“うるさい”ということに鈍感になっていたのかもしれません。 当たり前のことかもしれませんが、住む環境がここまで睡眠に影響を与えるとは……すっかり盲点でした。
構成・文/高橋香奈子
高橋 香奈子