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水道水が1カ月にわたって茶色に 沖縄・阿嘉島 村民「洗濯も困った」

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琉球新報

 【座間味】沖縄県座間味村の阿嘉島では、6月末ごろから1カ月間にわたり、水道水が茶色に変色していた。現在は改善しているが、住民からは「これでは水を利用できない」などの声が上がった。阿嘉島と慶留間島の水源は阿嘉島の北にあるウタハ堰(ぜき)から調整池や浄水場を通って、各家庭や事業所に届く。住民によると、これまで大雨が降った後、茶色く濁ることがあったという。しかし今回は「異常なほど長期間、濁っていた」と話した。  阿嘉婦人会の安彦悦子会長は「20年余り島に住んでいるが、(水が)ここまで汚れたのは初めて」と頭を抱える。「白い衣服やタオルを洗濯すると色は染まり、浄水器を付けても、3日で使えなくなってしまう」と苦悩する。  ほとんどの住民はペットボトルなどの水を購入しながら、しのいでいたという。「水道が利用できないので水を買わなくてはいけない。費用もかさみ大変だ。ウオーターサーバーも考えたが、ほとんどの業者は離島まで運んでくれない」と声を落とす。  水道水の濁りについて座間味村は原因究明中としながらも「ウタハ堰の底にたまった泥の濁りや配管などの水道設備の経年劣化が原因として考えられる」と話す。村は「できるだけ早期に配管設備の工事に着手したい」と説明した。  現在、濁りは改善しているが、安彦会長は「またいつ濁るか分からない。住民としては一日も早く安心安全な水を供給してほしい」と訴えた。  村によると阿嘉島と慶留間島住民の7月分の上下水道料金は全額免除にする。  (金城実倫)

琉球新報社

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