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<つなぐ佐賀の聖火ランナー(12)>「地域へ恩返し」トーチに込め 熊谷周平さん(30歳・鹿島市 三嶽神社秋祭り「獅子方」)

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東京2020報道特集 オリンピック聖火リレー

 獅子の面を操り、勇壮な舞を奉納する鹿島市三河内の三嶽(みたけ)神社秋祭り。昨年10月、同市の熊谷周平さん(30)が「獅子方」を務めた。担い手となる若者が少なくなっている中、地域で受け継がれる大役を果たした。  豊作や地域の安泰を願う獅子舞は3年に一度、熊谷さんの地区が担う。1カ月の稽古を経て、神社で奉納するほか、家々を回って披露する。「小さい頃からよくしてもらっている。地域への貢献は大切にしている」。消防団での活動も7年目に入った。  嬉野市塩田町の工業用ゴム製品の製造工場で働く傍ら、小学2年から始めた剣道を今も続ける。仕事の都合がつく時は、少年クラブのコーチとして指導に当たる。「祭りや消防団、剣道を通じて多くの仲間や指導者に出会い、チームワークや支え合いの大切さを学んだ」。30歳となり、地域活動や剣道で培ってきたつながりを実感している。  世界トップレベルのアスリートが競演する五輪。開幕を心待ちにしている祭典に聖火ランナーとして関われる喜びをかみしめながら「お世話になっている人たちに、精いっぱい走る姿を見せたい」。トーチの火に、地域への恩返しの思いを込める。

佐賀新聞社

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