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企業トップに聞く『コロナの影響』:スカイマーク・佐山展生会長

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『利用客は9割以上減 「これまでとは別世界になった」』

山中:まずは、今のスカイマークに新型コロナウイルスはどれくらい影響していますか? 佐山:ものすごく影響しています。ご搭乗者数、ご利用いただいた方が9割以上減っています。例えば、4月5月だと大体1日に2万人以上ご利用いただいているんですけれども、きのう(5月18日)は1000人です。通常は150便以上飛ばしているんですが、きのうは22便です。運休いっぱいしてますから。本当に別世界になっていますね。 山中:4月の統計で見ても、前の年と比べて84%減。今の会長のお話を聞くともっと打撃としては大きいのかなと。 佐山:そうです。4月の初めというのはまだ緊急事態宣言が出ていない時なので、少しは乗られていたんですよね。それが緊急事態宣言が出だして、ゴールデンウィークは96%減です、搭乗者数が。しょうがないですね、それだけ皆さんおうちにおられるということですね。 山中:全便運休では今もないんですが、仮にそうなって収入がゼロになると、維持できる、つまりお金が続くのが4か月余り、夏までと。それだけ厳しいんですか? 佐山:いやいや…2月4日にインタビューを受けてですね。「全便運休だとどうなりますか?」と聞かれたんですよ。そんなこと無いんだけど、もしそうなったとしたら収入がなくなりますから、シンプルに売り上げが100として、コストが90として、利益が10としますね。すると、コストの半分から3分の2は固定費なんですよ。要は動かさなくても、飛ばさなくても出ていく費用なんですね。例えば飛行機のリース代とか賃料や人件費なんですね。だから毎月出ていく固定費が決まっているわけですから、それだけ手持ちキャッシュが減っていって、借りられる枠からお金を借りて払っていかないとしょうがないわけですよ。何か月もちますよ、というのは単純に計算できますよという話を2月の初めにしたんですね。 山中:毎月何十億単位ですもんね。 佐山:何十億単位です。我々は何十億ですけど、大きいところではもっとですよね。航空会社が他業種とちょっと違うのは、インフラの一部なんですよね。ですから無いと困る業種がいろいろあるので、やはり何がしか国としての支援は必要ですよというのを私も3月くらいからずっと申し上げてます。これは決してスカイマークにということではなく、航空業界全体の話です。

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