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気の緩みが高める死亡リスク…陰性診断後に死亡したケースも

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女性自身

感染後に肺炎だけでなく、心不全や脳梗塞といった重篤な合併症も起こす事例も発表されている新型コロナウイルス。さらに、感染者の2割が自宅療養を強いられているという現状も。 そんななかでコロナの死亡リスクを下げる方法は果たしてあるのだろうか? 自宅療養中の過ごし方について、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号に派遣された医師の一人で、感染症が専門の「のぞみクリニック」筋野恵介院長はこうアドバイスを送る。 「たとえば、東京都では自宅療養者には保健所の担当者が電話でバックアップしてくれるので、そこでしっかりと相談することです。実は、“面倒くさい”という理由で電話に出ない軽症者が結構いるそうですが、感染してから特に最初の1週間から10日は注意してください。亡くなった志村けんさん(享年70)も発症してから3日後に肺炎になって入院しましたし、侮ってはいけません」 条件を満たし、PCR検査を受け「陰性」と診断されても安心ではできないようだ……。 「4月に東京で検査を受け“陰性”と診断された80代の男性が、その翌日に体調が急変して死亡するということがありました。死後に再検査をした結果、“陽性”だったようです。PCRは感度の高い検査方法ですが、“偽陰性”が出ることもあります。陰性だからといって、決して気を抜かないでください」(医療ジャーナリスト) また、死亡者の8割以上は高齢者だが、現役世代も決して油断してはいけない。ある大学病院の感染部門で働く看護師は言う。 「以前は、重症化する患者さんは高齢者が多かったのですが、最近では40代の人も増えてきています。話を聞くと、発症しても自宅で我慢して、本当に悪くなってから来るというケースが多いんです。緊急事態宣言下の今は、スーパーや電車が特に危険です。症状が悪化する前に医療機関に相談してほしいです」 緊急事態宣言延期にともない、体の変化には今以上に敏感になる必要がありそうだ。

「女性自身」2020年5月26日号 掲載

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