消費者庁、食品表示で年末一斉取り締まり
消費者庁は28日、都道府県等と連携し、食品表示の適正化に向けた年末一斉取り締まり等を行うと発表した。期間は12月1日から12月31日まで。 食中毒等の健康被害発生を防止するため、例年夏季と年末の時期に実施しているもの。重点的な取組として、「いわゆる『健康食品』の監視指導について」「経口補水液と誤認されるおそれのある表示への対応に関する周知啓発について」等を挙げた。 消費者庁では夏季の取り締まりから、健康食品の監視指導を重点的取り組みの1つとしており、小林製薬の紅麹問題を受け、機能性表示食品制度等の見直しが行われたことについて言及。食品表示基準に定められた表示事項及び順守事項が順守されるよう、食品関連事業者等に対し監視指導を徹底する。 消費者庁では、特定保健用食品を含めた健康食品の正しい表示や食品表示基準の周知、食品表示基準の順守を保健所などにもしっかり周知していくとしている。