3年経っても大行列!『東京たらこスパゲッティ』の人気の秘訣を実食調査してみた
●来客の9割が女性という『東京たらこスパゲッティ』。2020年1号店のオープンから3年経った今も行列が絶えない人気店です。2023年6月30日に横浜に3店舗目を展開。その人気の秘訣を実食調査しました
『東京たらこスパゲティ』が6月30日、横浜駅直結「FOOD&TIME ISETAN YOKOHAMA」にオープンしました。 「東京たらこスパゲッティ」の関連画像
様々なアプローチの“たらこスパゲッティ”を堪能できる同店。看板メニューの「炙りたらこのお出汁スパゲティ」をはじめ、「白味噌と豆乳の明太クリームパスタ」などクリーム系のメニューも豊富です。
看板メニュー「炙りたらこのお出汁スパゲティ」は変幻自在のおいしさ
初めて来た人のほとんどが注文する「炙りたらこのお出汁スパゲティ」。麺量は160gと一般的なスパゲッティよりも多め。今日はお腹いっぱい食べたい、でも周りには気付かれたくない、そんな乙女心をくみ取ってくれる丁度良いボリュームです。
麺そのものに自家製明太子がたっぷり絡んでいるので、そのまま食べでも美味! たらこの塩角を取るためにラードを加えているそうで、薬味の混ぜ具合によってはこってりにも、さっぱりにも味が変化します。 麺は、香りが非常に強い国内産小麦「ルルロッソ」とタピオカ粉を合わせることで、出汁をかけても伸びにくく、オリジナリティーの高いモチモチ感を生み出しています。それでいて、タピオカ粉のおかげでヘルシー仕様。たくさん食べてもちょっぴり罪悪感を抑えてくれる優秀な一品です。
ひとしきり楽しんだところで、お出汁を投入! カツオや生姜をきかせたほっとするお味。お出汁で食べるスパゲッティ、なんと癒やされる味でしょう。ひつまぶしのような変幻自在の味変に、食べ進めるのが楽しくなってきました。
卓上には味変におすすめの調味料3種類がラインナップ。「明太醤油」は、お出汁をかけてもこってりのままで食べたいときに。味に締まりが出ますよ。爽やかさと輪郭を加えるなら「柚子七味唐辛子」もおすすめです。
麺はすべて食べ終えたけど、お出汁が余ってしまった時は「替玉」もおすすめ。しっかり明太子を絡めた一人前の麺を500円で追加できます。個人的には最初に大盛りを頼むより、替玉の方が注文時の心理的ハードルが下がる気がしました。友人とシェアするのも良さそうですね!