伊織いお、グラビアでのこだわり明かす「太りすぎず痩せすぎずが難しい」【美少女スクランブル】
みんなの好きが集まるメディア・SCRAMBLEの「美少女スクランブル」とWEBザテレビジョンのコラボ写真連載。今回は、グラビアアイドルとして活動する伊織いおさんを紹介。SNSなどでは見せない知られざる一面が、インタビューを通して見えてきました。 【写真を見る】グラビアで人気の伊織いお ■廃人になれって言われなくても虚無になれる ――好きな食べ物は何ですか? ラーメンが好きです。味は醤油とか塩、魚介スープが良くて、細麺派です。食べ過ぎはよくないので控える時もあるんですけど、それでもラーメン屋さんに行こうとなったら、こんにゃく麺と変更できるお店に行きます。変更できないお店の時は普通に食べるんですけど、その分サプリを飲んだりとかします。 まぁ、食べた後は動けばいいんですよ(笑)。無理して制限するというよりも、できる範囲で制限する。でも、飽きっぽいので大変なことはやらないです。 ――好きな場所は? 家のリビングに大きいテーブルがあって、そこでぐーたらぐーたらするのが好きなので、リビングが好きなんです。 何もしていない時間も大好きで、廃人になれって言われなくても虚無になれます。個人事業主なので、ある程度忙しい月とか自分で決められるじゃないですか。先月は忙しくしたから今月はまったりいこうって。もう4月の中旬ですけど、決まっているお仕事に行ったぐらいで、それ以外は今月ほとんど何もしなかったです。 顔立ちがきつめだったり、筋トレをしているのでストイックに見られがちなんですけど、実はぜんぜんストイックじゃないんですよ。 ――特技があれば教えてください。 特技っていうほど特技じゃないかもしれないんですけど、人の機微に敏感だと思います。嫌そうだなとか好きなんだろうなとか分かるからこそ、早めに人に見切りをつけてしまいがち。本当はよくないんですけどね(笑)。 なので、今はすぐに人に見切りをつけてしまうのを止めようとしています。人間は多面的な生き物なので、私にとっては嫌でも他の人にとっては良い人な場合もありますし。嫌な部分を一つ見ただけで、他の部分も諦めてしまうのはどうなのかなと思って、最近は考えを改めるように努力しています。 ■舞台にハマるきっかけとなったのは「TRUMP」 ――趣味はなんですか? 中学3年生ぐらいの時から観劇していて、友達がぜんぜんいないので今でも母と一緒によく行きます。最近、私自身も演者として出てみたいなと思うようになって、演技レッスンに通っているんです。 そのおかげで、前まではストーリーを重視して見ていたんですけど、今はそれプラス、この俳優さんはここで怒りとか悲しみを表現しているんだとか、こういう発声するんだとか、演者さんの技術だったり、演出だったりも見るようになりました。 ――舞台で印象に残っている作品、俳優など教えてください。 観劇したのは少し昔ですが、「TRUMP」という作品がとても印象に残っています。当時、私は中学生で母と姉に誘われて見に行きました。 実は、この作品は私が人生で最初に見た舞台なのですが、暗い雰囲気から始まり謎が謎を呼び、最後の最後まで真実が明らかにならないという内容だったので、見ていた当時とてもぞくぞくと胸が高まったのを覚えています。 同時に映像作品しか見たことがなかった私にとっては、劇場という現実世界の中で表現しているにもかかわらず、それを全く感じさせない演出、演技に夢中になりました。そこから舞台観劇にハマり、母と一緒に見に行くことが多くなりました。 印象に残っている俳優さんは、「TRUMP」に出演なさっていた西井幸人さんと、別作品で好きになった松田凌さんが印象に残っています。 お二人が出演なさってる作品を見た時に、あまり人に見せられないような狂気の部分を出すのがうまいと感じ、とても引き込まれたのですごく印象に残っています。同じ狂気でも役によってまた違った顔が見えたりしたのも、印象に残った要因です。 ――人生で大切にしていることは? 前回インタビューしてもらった時は「他人を理解しようと努めること」って答えていたんですけど、今もそれは変わらないです。よく人間味がないって言われるんですよ。他人を完璧に理解できないのは当たり前だけど、だからと言って関係を断ち切ってしまうと発展が見込めない。それは私のためにもならないから、頑張り過ぎないように頑張る程度なんですが(笑)。 その考え方は、できないことを過剰に責めたりせず、できることを伸ばせばいいじゃんっていう家庭で育ったらだと思うんです。親は普通の会社員なんですけど、姉も私も変わっているので、よく周りからからかわれることが多かったんです。 そういう時、主に母親が「できないことを無理にやらなくても良い」ってかばってくれました。頑張ってやろうとしてできないことに無為な時間を使うぐらいなら、できることに時間を費やしたほうが良いって。今もその考え方は大事にしていることの一つです。 ■漫画誌に出られないことがコンプレックスだった ――最近うれしかったことはありましたか? 漫画誌が決まってうれしかったです。活動を始めてから4年目になるんですけど、今まで青年誌とか漫画誌に出たことが一度もなかったんですよ。漫画誌に出られないことがコンプレックスだったんです。 フォロワーさんもすごく少なくて…とかだったら、自分の努力が足りないからだって思えるんですけど。でも、ある程度フォロワーさんもいる状態で出られないのがつらかった…。なので、表紙に出させてもらえた時はうれしかったですね。 ――漫画誌の表紙出演やグラビアのために気をつけたり、こだわっていることは? まずは体形管理はもちろんですが、グラビアの撮影では痩せすぎないように、鍛えすぎないように、だけどウエストは細くて~といった細かい調節を大事にしています。 実はすごく痩せたり鍛えたりするよりも、こうして太りすぎず痩せすぎず少し引き締めるといったようなことの方が難しいんです(笑)。 私は鍛えていて、腹筋バキバキな自分の方が好きな傾向にありますが、グラビアならば女性らしいラインというのは大事になると思うんです。だから、細かく自分を調節するのにこだわっています。 あとは姿勢を気を付けています。私は元々巨乳がコンプレックスで昔から猫背にしていて、今でも少し猫背ですし巻き肩なんです。 ですが、写真に写った時に猫背だとすごく不健康な印象になりますし、顔も大きく見えてしまうので、姿勢を良くすることを心掛けています。 ――では、最後に今の夢を教えてください。 最近、団体で誌面を飾らせていただけたので、今度は単独で表紙を飾らせていただきたいです。あとは、舞台が好きなので舞台俳優として何か一つの作品に携わらせていただきたいなって。そこで、名前を残すことができたら良いなと思っています。