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アップル、5G対応の「iPhone 12」発表

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Impress Watch

 アップルは、5G対応の「iPhone 12」を発表した。5色がラインアップされる。同社での予約受付は16日21時~、23日に発売される。価格は8万5800円(税抜)~。 【この記事に関する別の画像を見る】  iPhoneシリーズ初の5G対応モデルのひとつとなる「iPhone 12」は、同時に発表されるモデルと、パフォーマンスは同等。Proシリーズとはカメラ性能が大きな違いとなる。iPhone 11と比べ、11%薄く、15%小型化し、16%軽くなった。 ■ディスプレイ  6.1インチ、2532×1170ピクセル、Super Retina XDRディスプレイを装備。ディスプレイパネルのSuper Retina XDRはいわゆる有機ELディスプレイで、iPhone 12シリーズ全てで共通する。有機EL(OLED)ならではの要素として、黒を表現する際には、発光がオフになり、漆黒になるという。  HDR対応で、広色域(P3)、200000:1のコントラスト比、最大輝度625nit(HDRでは1200nit)というスペックで、触覚タッチをサポート。耐指紋性撥油コーティングが施されている。  HDR再生はDolbyVision、HDR10、HLGをサポートする。 □耐落下性能アップ  ディスプレイ表面のガラスは、コーニングと共同開発した「Ceramic Shield」を採用する。これはナノセラミッククリスタルがガラスに組み込まれたもの。  それでいて、透過性を高めるため、クリスタルの種類と結晶化の程度をチューニングした。  耐傷性を高めるため、背面ガラスと同じ二重イオン交換プロセスが適用されている。  カバーとボディのエッジが同じ高さになったこともあり、iPhone 11と比べ、耐落下性能は4倍にアップした。ボディ側面の素材にはアルミニウムが採用されている。側面はフラットなデザインとなった。 ■5G対応、国内モデルはSub6のみ  iPhone初の5G対応モデルで、その開発にあたっては、ハードウェアはもちろんソフトウェア面でも工夫が凝らされた。  まずハードウェア面については、これまでより高い周波数を使う5Gに対応するため、アンテナと無線部品を独自に設計し、他社のスマートフォンよりも多くの5G向け周波数をサポート。  ソフトウェアでは、アプリ~システムのフレームワークまで、ソフトウェアスタック全体を見直して5Gに最適化。アプリを使う上で追加の電力を消費することがないよう配慮された。  「スマートデータモード」と呼ばれる仕組みを備えており、バックグラウンドでアップデートする際など5Gを必要としない場面では自動的に4G LTEへ繋がる。一方、連続ドラマの複数話をダウンロードする際など、大容量のデータ通信をする際には5Gへ切り替える。こうした設定を利用せず、5Gエリアでは常に5Gを使うといった設定もできるという。  5G経由でのFaceTime HD(1080p)も利用可能。  国内キャリアではNTTドコモ、au、ソフトバンクと協力し、5Gでのパフォーマンスを検証済み。 ■A14 Bionic搭載  チップセットは、A14 Bionicを搭載する。9月に発表され、近日発売予定のiPad Airでも搭載されているチップとなる。このチップは、iPhone 12シリーズ全てで採用されており、Proシリーズと同じパフォーマンスとなる。  たとえば動画撮影でも、HDRのDolby Visionも利用できる。 ■広角カメラと超広角カメラ  Proシリーズと異なるスペックとなるのはカメラ性能。iPhone 12 miniとiPhone 12は同じ仕様で、広角カメラと超広角カメラを備える。  どちらのカメラもナイトモードをサポート。暗い場所では自動的にオンになる。広角カメラは従来よりも27%多く光を取り込み、より明るく撮影できる。  HDR撮影(スマートHDR3)ではソフトウェアでの画像処理というコンピュテーショナルフォトグラフィーにより、明暗差の激しい場所も自動的に調節。空と岩陰が同時に映り込むような写真の場合、空の色合い、コントラスト、ノイズを調整して最適な写真に仕上げてくれる。  ポートレートモードでは、被写体の背景をこれまでよりもさらにうまくぼかす処理を実現。ハイキー照明、自然光、スタジオ照明など6つのエフェクトで撮影することもできる。  iPhone 12 Proシリーズでサポートされる「Apple Pro RAW」は非対応。 □動画撮影  動画撮影では、新たにナイトモードタイムラプスをサポート。三脚と組み合わせて使うことで、より長い露光時間で、より明るく撮影できる。Dolby VisionでHDR動画(30fps)で撮影し、写真アプリやiMovieで編集して楽しめる。  Dolby Visionでの動画撮影に対応するスマートフォンは今回が初めて。最大7億色を捉えられるようになり、ひとつひとつのフレームごとにDolby Visionが適用される。この背景には先述したA14 Bionicチップの性能があるという。 □フロントカメラ  ディスプレイ上部に用意されたフロントカメラで、HDR撮影(スマートHDR3)、Dolby Visionもサポートする。 ■主な仕様  IP68準拠の防沫、耐水、耐塵性能を備える。iOS 14を搭載する。プライバシー面でも、たとえばFace IDのような情報はiPhone内に格納される。  磁力を使った「MagSafe」にも対応する。MagSafe対応のケースやカード入れをピタッと装着して使える。それらのアクセサリーには、磁力からクレジットカードを守るシールドが内包されている。  MagSafeを使い、ワイヤレス充電の位置もすぐに定まる。充電はMagSafeおよびQi、USB経由での有線充電が利用できる。別売りの20W以上のアダプターを使えば、30分で最大50%という高速充電をサポートする。  同梱品はLightning~USB-Cケーブルのみ。電源アダプターとEarPods(有線イヤホン)は省かれた。  サウンド面では空間オーディオ再生、Dolby Atmosに対応する。  eSIMおよびnanoSIMカードに対応する。ロック解除などの認証はFaceIDのみ。  大きさは146.7×71.5×7.4mm、重さは162g。同じサイズのiPhone 12 Proとボディサイズは同じだが、重量は25g軽い。  U1チップ、Wi-Fi(IEEE802.11ax/Wi-Fi 6対応)、Bluetooth 5.0、現在地即位(GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou)、VolTE、NFC、FeliCa、予備電力付きエクスプレスカードをサポート。Apple Payで、SuicaやPASMOも利用できる。  3軸ジャイロセンサー、加速度センサー、近接センサー、環境光センサー、気圧計を搭載。Proと異なりLiDARスキャナーは備えない。

ケータイ Watch,関口 聖

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