電子決済サービスを不正利用しゲーム機4台をだまし取ったか 中国籍の大学院生の男逮捕 同様の容疑などで5回目の逮捕 ゲーム機の転売で3000万円超の利益を得ていたとみられる
愛知県豊田市に住む男性名義の電子決済サービスを不正に使用してゲーム機をだましとったとして、中国籍の大学院生の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、中国籍の大学院生・王瑋鵬容疑者(27)です。 警察によりますと、王容疑者は、他の者と共謀し、今年7月、大阪市内のリサイクル店で、豊田市に住む46歳の男性名義の電子決済サービスを使い、2回にわたりゲーム機4台あわせて約21万円分をだましとった疑いがもたれています。 王容疑者は、偽のサイトでフィギュアを購入した男性に「商品が欠品しているため、返金する」などと言い、LINE通話中に男性に画面を共有させ、電子決済サービスのコード決済画面を盗みとったとみられています。 調べに対し、「知人が許可してくれたので不正に買い物をしたとは思っていません」などと容疑を否認しているということです。 王容疑者は、同様の容疑などで既に他県警にも逮捕されていて今回で5回目の逮捕です。 警察は、王容疑者がだましとったゲーム機などを転売し、少なくとも3000万円の利益を得ていたとみて調べています。