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【ABC特集】運命の歯車が狂った! 真夜中の関西空港でコロナ禍の旅立ちと別れ 出入国者99%減 たった2機の国際便が運ぶ思いとは

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ABCニュース

 舞台は、“眠らない空港”と言われる関西国際空港。国内を移動する人は緩やかに増えていますが、国際線は、まだ1日数便しか飛んでいないんです。新型コロナに翻弄されながらも、日本を旅立つ人たちの人間模様を取材しました。

 9月初めの、国際線出発ロビー。新型コロナウイルス感染の収束が見えない中、ほんのわずかですが、海外へ向かう飛行機が動き出しています。

「本当は5月に帰る予定だったんですけど・・・」(オーストラリア在住の女性) 「やっと家に帰れるって感じですね」(マレーシア在住の男性) 「もう3、4年帰ってないし、急に親が亡くなったから帰ります」(パキスタン人)  コロナ禍での旅立ち、そして別れ。真夜中の空港をのぞいてみました。

 年間2200万人もの人々が行き来する関西国際空港。しかし4月の緊急事態宣言以降、国家間の移動が制限され出入国者数は99%も減ってしまいました。この夜の出発便はシンガポールとドバイに向かう2便だけ。海外へ出かける人たちにはどんな事情があるのでしょうか。

 午後6時半、インドネシアに帰国する家族を見送りに来た男性に出会いました。 「私のお嫁さんが子どもを出産して、お母さんと妹が面倒を見に来てくれました」  イワイ・アリフさん(33歳)は愛知県に住むインドネシア人。3月に生まれた子どもの顔を見たいと奥さんの母親と妹が、1カ月の予定で日本にやってきたのですが、コロナで帰ることができなくなってしまったそうです。 「やっと帰れるという気持ちです。半年も日本にいますので向こうの家族のことも心配です」(義母 マリアムさん 65歳)  インドネシアへの入国はPCR検査の陰性証明が必要。急いで書類を用意しました。

 こちらも、およそ半年間待たされたという方。 「シンガポールを経由して、オーストラリアのパースまで行きます」  オーストラリアに住んで14年。パースで大学職員をしている千葉さとこさん(44歳)。職場で知り合ったイギリス人男性と結婚しました。今回は東京の実家に帰省していたそうで・・・。 「年に一度ぐらい帰省してるんですけど、3月に帰ってきたらこうなってしまったという感じですね」

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