世界最高額は誰だ?市場価値ランキング1位。驚愕の192億円! 圧倒的なスピードと決定力、23歳にして栄華を極める男
100億円億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高いサッカー選手は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は5月23日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
1位;数々のスター選手を抑えて1位に輝いたのは… FW:キリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン/フランス代表) 生年月日:1998年12月20日 市場価値:1億6000万ユーロ(約192億円) 21/22シーズン成績:35試合28ゴール19アシスト 数々のスター選手を抑え、現時点で世界最高額の選手と評価されたのはキリアン・エムバペだ。16歳の時にモナコでプロデビューを飾ったエムバペは、17年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)に加入。完全移籍へと切り替わった2018/19シーズンからは4季連続でリーグ・アン得点王に輝くなど、驚異的なペースで得点を量産している。 エムバペの最大の武器は時速38kmとも言われている驚異的なスプリント力だろう。1度エムバペをスピードに乗らせてしまうと相手DFはファウル以外で止める術はなく、特にカウンターの場面では高確率でフィニッシュに持ち込まれてしまう。高いシュート技術とゴール前での冷静さも兼ね備えており、これらが相まって得点量産に繋がっている。 2021/22シーズンはPSGにリオネル・メッシが加入したこともあり主役の座を受け渡すかと思われたが、その座を譲るどころかリーグ・アンではキャリア最高の成績を残している。史上初のリーグ得点王とアシスト王を同時受賞という快挙を達成し、最終節メス戦の前にはPSGとの契約を2025年夏まで延長したことを発表した。 18年12月にエムバペの市場価値は自身最高額となる2億ユーロ(約240億円)に達したが、その後は新型コロナウイルスの影響もあり、現在は1億6000万ユーロ(約192億円)とやや下降気味である。それでも1位の座を守り続けており、今季のような活躍を今後も続けていくことができれば、近い将来にも再び2億ユーロの大台に乗せることができるだろう。