ワイルデンウーリーがデビューV 藤田晋オーナー所有のスニーカースキルは最下位11着【京都5R・2歳新馬】
土曜(23日)京都芝内1600メートルで行われた2歳新馬戦は、1番人気で父バーナーディニの外国産馬ワイルデンウーリー(牝・大久保)が外から差し切り勝ちを決めた。勝ち時計は1分35秒6(良)。 互角のスタートから中団を進み、3角から外を上がっていくと、直線でもしっかりとした伸び脚を披露してのデビューVだった。鞍上の松山は「すごく素直でコントロールが利くやすいし、返し馬の感じもよかった。坂の下りから早めに仕掛けて行ったけど、しっかりと伸び切ってくれて強い競馬でした」と高い評価を与えた。 大久保調教師は「動きが良かったし、性格も良く、よほど強い馬がいなければと期待していたし、ジョッキーもうまく乗ってくれた。行きたい気持ちが強いけど、待つ競馬をしてくれ今後にもつながりそう」と鞍上のエスコートを褒めた。次走については「まだ線が細いところがあるので、どこと決めずじっくり考えていきたい」とした。 なお、昨年のセレクトセール1歳部門にて、1億2500万円(税抜き)で取引された藤田晋オーナー所有のキズナ産駒スニーカースキル(2番人気)は最下位11着に大敗。C・デムーロ鞍上で積極的に好位追走するも、勝負どころですでにムチが入るほど手応えが悪くなり、直線は完全に脚をなくし、最後は鞍上も無理をしなかった。
東スポ競馬編集部