運転に自信のある人ほど注意!梅雨前に確認すべきこととは?
フロントガラスの内側を掃除するには、薄めた中性洗剤を付けたタオルで水拭きしたあとに、乾拭きで仕上げると、手軽できれいに汚れをとることができます。ガラスクリーナーを使用するのであれば、外側のガラスのクリーナーを使うのではなく、ガラスの内側掃除専用のものを使うようにしてください。 それでも曇ってきてしまった場合、窓を開けて曇りを解消したいところですが、雨の日に窓は開けられませんよね。そのときはエアコンを活用しましょう。このとき、湿気の多い外気を取り入れるのではなく、除湿した空気を車内で循環させる「内気循環」にしておくといいとのこと。それでもガラスが曇るようであれば、フロントガラスに空気をあてるデフロスターや、リアガラス用のデフォッガーも利用し、素早く解消します。
■タイヤの摩耗具合も確認したい
スリップ事故を防ぐには、なにより速度を控えて走行することが重要です。雨で濡れた路面は制動距離も長くなることから、車間距離もいつもより長めにとり、カーブでも直線でも、スピードを出しすぎずに運転する必要があります。 ただやはり、日頃からタイヤの摩耗具合もチェックしておくことは必要。JAFによると、雨天時の制動距離はタイヤの残り溝に反比例して長くなる傾向があるそうで、乾いた路面ではほぼ同等だった制動距離が、濡れた路面では、溝の深さが新品タイヤの4分の1しかなかったタイヤ(を履いたクルマ)は、制動距離が新品タイヤ(を履いたクルマ)の約1.5倍も長くなったそう。
摩耗とともにタイヤの排水性能が低下していくことが原因ですが、晴れた日には問題ないと感じていたタイヤも、雨の日には突如として危険を感じるようになるため、タイヤが摩耗しているクルマを雨の日に運転する際は、特に慎重になることが必要。また、JAFによると、雨の降り始めは、降雨によって路面にホコリや泥などが浮き上がってくるため、特に滑りやすくなる傾向があるそう。「まだ本降りじゃないし」と油断することなく、雨が降ってきたら車間距離長め、スピードを出しすぎないという「雨の日の運転」に切り替えましょう。 また、JAFによると、雨の降り始めは、降雨によって路面にホコリや泥などが浮き上がってくるため、特に滑りやすくなる傾向があるそう。「まだ本降りじゃないし」と油断することなく、雨が降ってきたら車間距離長め、スピードを出しすぎないという「雨の日の運転」に切り替えましょう。