札幌ドーム、条例改正で利用料金約10%値上げ 市議会で可決 来季J2札幌の本拠地
札幌市は11日、札幌市議会で札幌ドーム条例の一部を改正する条例案を可決した。 現在クローズドアリーナでのスポーツやコンサートなどの「大規模な観戦・鑑賞型の催物」の利用料金の限度額はこれまで1日770万円(税込み847万円)だったが、850万円(税込み935万円)と10・3%値上げされることになった。入場者が2万人を超える場合の1人につき385円の加算は、425円となる。その他の場合の利用料金も合わせて約10%値上げされる。施行は来年4月1日から。 今回の改正の理由として「札幌ドームの利用料金を現状の経常経費を踏まえた適正な額に改定するため」としている。市はドーム以外の施設の利用料金も値上げすることに決めた。 J1北海道コンサドーレ札幌は大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)を本拠地とする。今季はホームでの公式戦全22試合を開催した。もう一つの本拠地である札幌市厚別公園競技場は改修工事中。来季も主にプレドを使用することになる。