「ネガティブな考えから抜け出せない…」高校受験を控えた女子リスナーに、さかた校長・こもり教頭がかけた言葉とは?
いよいよ受験シーズン到来。10代のためのラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」では、毎週金曜日に受験生と電話をつなぎ、その意気込みや悩みを聞くコーナー「応援部 宣言メイト supported by カロリーメイト」をお届けしています。11月6日(金)の放送ではパーソナリティで応援部顧問のこもり教頭とさかた校長が、受験勉強をするなかでネガティブな気持ちになってしまうという中学3年生の女子リスナーにエールを送りました。
このコーナーでは、頑張っている受験生を応援すべく、受験にまつわる宣言「宣言メイト」を募集しています。“夢に一歩近づくために、絶対にあの大学に合格します!”……そんな、生徒の志望校への想いに、さかた校長と応援部顧問・こもり教頭が直接話を聞き、受験生の後押しとなるように、精一杯、背中を押していきます。 【リスナーの宣言「“私はダメなんじゃないか”というネガティブな考えをやめて、自分を信じて、志望校合格を目指したいです』】 こもり教頭:「“私はダメなんじゃないか”ってネガティブに考えてしまう」って言うけど、今の志望校に向けてネガティブになっちゃうってこと? リスナー:はい。毎日3時間ぐらい、休日は7時間ぐらい勉強しています。3教科で、英・数・国です。 こもり教頭:ちゃんとしっかり勉強できてるし……。 さかた校長:時間も取ってるよね。 こもり教頭:実際、志望校と自分の実力の結果みたいなのって何かあるの? リスナー:模試で80点ぐらいは出たことはあるんですけど、波が激しくて、安定してない感じです。自分がちゃんと勉強できているのかな、という気持ちだったり、試験に落ちる自分を想像したりしてしまいます。 こもり教頭:自分の行きたい志望校があるわけじゃん。そこに行きたいという想いは強いの? なんでそこの志望校に行きたいと思ったの? リスナー:実際学校に行ってみて、雰囲気とかを感じて、自分に合ってるなと思ったので。 こもり教頭:だから入りたいなと思うんだね。今の時点でもすごくネガティブになっちゃうんだったら、試験が近づけばもっときつくなっちゃうっていう不安もある? 自分では乗り切ろうと思って頑張ろうとはしてるの? リスナー:乗り切ろうって思っているんですけど、ある程度の時間は抜け出せなくなっちゃいます。 さかた校長:例えば、80%の合格率が出た模試だったり、自分のなかでは結果がすごくよかったときの感覚ってあるの? 体調がよかったり、すごく冴えてるなって感じるときの感覚ってある? リスナー:終わったあとに、すごく焦りがあります。 さかた校長:うまくいかなかったときの感覚のほうがしっかりあるんだ? リスナー:はい。 こもり教頭:その感覚があるからこそ、“勉強しなきゃいけない”っていうところはあるんだけど、その感覚にとらわれて手につかなくなっちゃうんだもんね。 模試で80%って出ていても安心できないし、それって信用できないよな。だって、そうやって止まっちゃう自分がいるんだもんね。でもそれが嫌なんでしょ? 「自分を信じて志望校に合格したい」っていう想いはあるんでしょ? でも、それと対比してる自分はつらい? 苦しい? ……抜け出したいよな。 リスナー:はい。