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要治療の夫放置、死なせた妻起訴 福祉職員阻んだことも明らかに 岡山地検、次女は不起訴に

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山陽新聞デジタル

 岡山市で昨年2月、通院治療が必要だった夫を自宅に放置し死なせたとして、岡山地検は30日、保護責任者遺棄致死の罪で、妻の調理師河原妃佐容疑者(56)=同市南区万倍=を起訴した。地検は福祉事業所の職員が男性を病院に連れて行こうとするのを河原被告が阻んでいたことも明らかにした。  起訴状などでは2018年11月27日以降、てんかんや脳梗塞の後遺症があった夫の直裕さん=当時(55)=に通院などをさせず、当時住んでいた同市北区津島福居の自宅に放置、昨年2月19日に心不全で死亡させたとしている。地検は認否を明らかにしていない。  地検はまた、共謀したとして逮捕、送検された夫妻の次女(21)を不起訴処分とした。次女は捜査段階で「父が病院に行く必要があったかは分からない」などと容疑を否認していた。地検は不起訴の理由を明らかにしていない。  事件を巡っては、岡山市が虐待の可能性を指摘する通報を受けながら、約1カ月間直接確認していなかったことが分かっている。

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