世界一の美女 プリヤンカー・チョープラー、「女優になりたければ豊胸しろ」と言われた過去を明かす
2月9日(火)に自伝『Unfinished(原題)』を発売したプリヤンカー・チョープラー。その内容をいち早く新聞「メトロ」が報じた。同紙によるとプリヤンカーはある映画関係者と会ったときの様子をこう綴っている。「数分雑談をした後、監督兼プロデューサーは私に、立ち上がってくるっと回ってみせるように言った。私がそうすると彼は私を長い間じっと見つめて品定めした。そして豊胸して顎を直し、お尻に少し詰め物をするといいとアドバイスした」「もし女優になりたいのなら、サイズを”お直し”する必要があると彼は言った。自分はロサンゼルスにいい医者を知っているから紹介できるとも言っていた。私の当時の男性マネージャーはそれに賛成すると答えていた」。 【写真】8人の女優たちが激白! 監督は私をこう侮辱した
プリヤンカーはこの監督兼プロデューサーの言葉にショックを受けたことも明かしている。「自分が取るに足らない存在のように感じながら愕然として彼のオフィスから帰った。そんなにたくさん体を”お直し”しないと成功できないというのは本当だろうか? 私はマスコミやショービズ界の多くの人から「色が浅黒い』『人と違う』と言われたことを思い出し、結局この業界から追い出されてしまうのだろうかと考えた」。
プリヤンカーは同紙のインタビューにも応じ、この監督兼プロデューサーのアドバイスが「よくあることだった」とも語っている。「彼の言葉に立ち向かう勇気がなかった。あまりにもよく『ごちゃごちゃ言うな。新人なんだから”トラブルを起こす”とか”一緒に仕事をしにくい”とかいう評判が立つのは望まないだろう』と言われたから。今では35歳になり、これが若い女性たちがよく耳にする普通のことになっていることがわかる」「映画業界がずっとそうだったように男性が支配する業界にいるとみんなが経験すること」。
本の中では自分の作りたい映画や演じたい役を形にするために立ちあがった女性たちにも触れ、彼女たちへの尊敬の気持ちも綴っているというプリヤンカー。これから彼女が制作や監督を手がける可能性もありそう。