今、アラフォーに「グっ」とくるブランド!大人に売れてる服【40代ファッション】
おしゃれのプロが今、「グッ」とくるのはすべて日本発ブランドだった! ライフスタイルが変わりつつある今、大人の服選びにも少しずつ変化が出始めている。 ただ素敵なだけではもの足りない。ブランドのフィロソフィーや女性像に心動かされるから、その服が好きになる、欲しくなる。“せっかく”おしゃれをするのだから、今こそファッションの楽しみや高揚感を運んできてくれる服を! 【写真】2020秋・40代最旬ファッション一覧 ☆語ってくれたのはこの2人! 松村純子 さりげなく女っぷりがきわだつコーデが大人気のスタイリスト。買い物は自称慎重派だが、気に入ったアイテムへの熱量は相当高め 発田美穂 服への愛が過剰な、自他ともに認めるお買い物大好きエディター。好きなアイテムへの偏愛も見せつつ、新しいおしゃれにも果敢に挑戦
心惹かれるのは女性像が明確なブランド
発田(以下H)ベーシックだともの 足りない、かといってトレンドのような一過性のアイテムには飛びつきたくない。どこで服を買えばいいかわからない、“おしゃれ迷子”に陥っているアラフォーって多いと思う。 松村(以下M)大人ってついつい頭で考えて服を選びがちですよね。 H 思うんだけど、マリソル世代はとてもまじめだから、“似合う似合わない”とか“長く着られる”を第一に考えて買い物をしているんじゃないかな。 M 一方で服が好きな人は、ときめき優先でお買い物していますよね。発田さんなんて特に。 H ええ、いつだってときめきファースト主義です(笑)。 M 私は常々、スタイルやその人らしさって、実はそういう“情熱”で磨かれていく部分が大きいような気がしていて。勢いのあるブランドって、必ず提案したい女性像や物作りへのブレない思いがある。ブランド側の熱量も大きいんですよね。 H なるほど! だからこそ私たちも、そのブランドに情熱を抱くわけね。なんだか熱い話になってきた(笑)。 M はい!(笑) 今回ピックアップされているブランドは、いずれも女性像や服の背景が明確。 H 服そのものはもちろん、ブランドのフィロソフィーに惚れることって確かにある! コンセプトがはっきりしているブランドは、例外なくショップのインテリアも素敵。空間も含めて、さらにその服が好きになっちゃう。 M すべて日本ブランドなのもおもしろいし、すごくリアルですよね。作り手の思いがダイレクトに伝わってくることが大きいのかも。 H なにしろ、服にパワーがあるから、自分が着るだけでなく、モデルが着ているのを見ているだけでもワクワクする!