北海道ゆかりの起業家が交流組織旗揚げ
北海道にゆかりのある若手起業家が札幌で交流組織を旗揚げしました。世界的交流組織の北海道拠点として活動し、道内の経済をさらに元気にする狙いもあります。旗揚げした「イーオーほっかいどう」には、道内にゆかりのある年商1億円を超える会社の若手起業家や経営者30人が参加しています。イーオー(起業家機構)は1987年に設立された世界的起業家のネットワークで61カ国に約1万7000人の会員がいます。イーオーほっかいどうの会長には根室管内中標津町出身で、 人材紹介会社、ネオキャリアの西沢亮一社長が就きました。「3年で会員100人を目指します」(西沢会長)。イーオーほっかいどうは、北海道を移住したい都道府県1位にするための環境づくりや、世界中から会員が集まる会議の日本初開催も目指しています。パーティーに参加した鈴木直道知事も期待を寄せます。鈴木知事は「住みたい1位を目指す。働く、そういうところが基本だと思うので、そこはぜひ皆さんとしっかり連携して北海道の価値を押し上げたい」と話しています。今後は定期的に国内外の起業家と交流を進め、少子高齢化や過疎といった 社会課題の解決も図っていく考えです。富山浩樹副会長(サツドラホールディングス社長は「北海道で新しいモデルを作って。それが日本だったり、グローバルだったり波及していく(状況を目指す)」と話しました。