幕末なのに徳川家康が登場!?「青天を衝け」北大路欣也が出演「草彅さんの慶喜に負けないように…」【大河ドラマ】
NHKは27日、俳優の吉沢亮(26)主演で2月14日スタートのNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜午後8時)に北大路欣也(77)が徳川家康役で出演することを発表した。大河で家康といえば嵐の松本潤(37)が主演する2023年の「どうする家康」が大きな話題になったばかり。幕末から明治時代を舞台にした物語に冒頭から時空を超えて登場する家康も注目を集めそうだ。 【写真】オーラがすごい!草彅剛の徳川慶喜 同作は「日本資本主義の父」と呼ばれた渋沢栄一の生涯を描く。11年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」など数々の作品で家康を演じてきたた北大路だが、今回は「なぜ幕末に、なぜ渋沢栄一のドラマに…家康が?ええ、そうでしょう。僕も思いました。今回の役割は、僕にとってまったく経験したことのない挑戦です。だからオファーをいただいた時、実はものすごく悩みましてね」とさすがに驚いた様子。「しかし何と言っても、家康様です。徳川家康への思い入れは強くあるし、せっかくいただいたご縁を大切に、ぜひ挑戦させていただこうと決めました」とコメントした。 この日行われた吉沢の会見に参加した脚本家の大森美香さんや同局の菓子浩・制作統括によれば、家康は物語の中心となる渋沢と徳川慶喜と共に最終回までほぼ毎回登場し、2人の時代を俯瞰(ふかん)しながら複雑な歴史を分かりやすく解説するような役回りになるという。北大路は「まるで孫を見守るような思いでドラマに寄り添いつつ、みなさんと同じ時間を共有できればと願っております」と話している。 第1話では渋沢と草彅剛(46)演じる慶喜が出会う運命のシーンも登場。吉沢は「草彅さんのオーラがすごい。慶喜の存在感に負けられないと熱量が上がった」と撮影を回想。草彅も「これから吉沢くんとステキなシーンがたくさん生まれる」と楽しみにしていた。
中日スポーツ