センバツ交流試合 組み合わせ決定 中京大中京VS智弁学園 8月12日第1試合 /愛知
◇「無敗」目標掲げ 2020年甲子園高校野球交流試合の組み合わせ抽選会で8日、中京大中京の対戦相手が智弁学園(奈良)に決まった。8月12日の第1試合に登場する。公式戦は昨年8月から負けなしの20連勝中。「無敗」の目標を掲げ、甲子園の大舞台に臨む。【ガン・クリスティーナ】 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 職員室からオンライン抽選会に参加した印出太一主将(3年)は「わくわくする半面、なんとも言えないプレッシャーを感じていた」と抽選会に臨んだ心境を打ち明けた。通常なら勝てば次も試合ができるが、今回は1試合のみ。「前日はちょっと寂しくなるかもしれない」と話し、交流試合に向け「(捕手として)投手陣をリードしながら、バッティングでも貢献したい」と抱負を語った。 グラウンドで部員を指導していた高橋源一郎監督によると、今年を除き、智弁学園とは毎年練習試合を行っているといい、「甲子園で試合できるのは子どもたちの励みになっている。例年とは違う夏の大会だが、仲間と向き合うなどしてできる限りの準備をして臨みたい」と意気込んだ。 エースの高橋宏斗投手(3年)は智弁学園について「全国レベルのバッターがそろっている。春のセンバツの目標でもあった最低でも155キロを出して点を与えない投球をしたい」と話した。中山礼都選手(3年)は「自分のプレーをすればおのずと結果も付いてくると思う。思い切ったプレーをしたい」と決意を述べた。 中京大中京は6月1日から練習を再開。7月4日に開幕した県独自大会の「夏季県高校野球大会」の初戦では名南工を相手に完封勝ちする順調な滑り出しをみせた。