実はそっくり!米大統領夫人ジル・バイデン博士とキャサリン妃スタイル
2021年1月20日、アメリカではついに新大統領の就任式が行われました。多くの国民が心待ちにし、希望と共に新たな一歩を歩み出したこの日。レディーガガのパフォーマンスや22歳の最年少詩人で活動家アマンダ・ゴーマン氏の朗読など注目点は数あれど、私の注目はやはりファーストレディのファッション。なにせファッションは、その人を表すもの。ましてや大統領夫人のファッションとなれば、今後の国の行方を示唆しているともいえるでしょう。大袈裟だけれど、ファッションから読み取れることはあるはず。 とにかくお洒落が大好きで常に隙なくスタイリッシュで、モードなファッションをお披露目していたメラニア夫人に変わり、第46代米国大統領夫人となられたジル・バイデン博士のファッションは? 【写真】ジル・バイデンのすべてを知る14の真実 就任式のために選ばれたのは、ブルーのツイードのコートとドレス。アレクサンドラ・オニールがデザインする「マルカリアン(MARKARIAN)」というブランドのものでした。 まずは色。暖色でなく寒色のブルーをチョイス。初々しさと爽やかカラーの代表カラーといえる色をご夫妻でリンクコーデをされていました。ロイヤルしかり、最も好感度の高い色ですね。しかもツイードというクラシックな素材なので、色に落ち着きが出るので、派手にはならず、まさに大人の女性にとって間違いない永遠の鉄板素材。そこに同系色のベルベットの襟や、中のドレスのビジューがアクセントとなっているので、ジュエリーいらず。シンプルな着こなしで充分成立しています。また、これらによって視線が上半身にいくため、これもファーストレディとしては重要ですね。 そしてなんといってもシルエット。流れるようなフィット&フレアのライン、まるでキャサリン妃のドレスコートのよう! 見方を変えれば、若々しさと女性らしさを表す王道シルエットといえば、やはりこれ!といえるのでしょう。全身で見ると、足長効果でスタイルよく見え、丈はミディと大人丈。これも最近のキャサリン妃と同じですね。 むしろ現在69歳のジル博士がこのシルエットを難なく着こなされていることがお見事、なのでしょう、かつてモデルとしても活躍されていたことがあるというから、日頃からボディ管理も欠かされないのでしょう。