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【特集】機内の空気は3分で入れ替わる 大打撃の航空業界 知られざる舞台裏

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読売テレビ

コロナで変わる“空の旅” 新たなルールとは

かつてない規模の運休や減便を余儀なくされている航空業界。全日空は緊急事態宣言中、最大85%近くが運休となりました。アナリストは、4~6月期の営業赤字が2000億円前後となる可能性を指摘しています。運航が続々と再開する中、飛行機という閉ざされた空間で乗客の不安をどう解消するのか。“空の旅”復活に向けて動き出した航空業界に迫ります。

徐々に戻りつつある利用客 感染防止への動き

チェックインカウンターにはビニールシートが設置され係員はマスク着用で対応にあたります。緊急事態宣言中、85%近くが運休していた全日空の国内線だが7月にはほぼ半数が再開する予定です(6月末現在)。

新ルールでは乗客はマスクを着用。保安検査場にはサーモカメラを設置し、37.5度以上の発熱や体調不良の場合は搭乗できないことも

混雑を避けるため、搭乗時に上級会員などを対象に行ってきた優先搭乗を中止。後方窓側の席から順番に間隔を保ちつつ機内へと誘導します。改札機から出るチケットは係員経由ではなく、乗客が直接受け取ります。搭乗直前には手の消毒も。

毛布の提供や機内販売は一時中止。客室乗務員はこまめにトイレの清掃を行います。またリクエストに応じアルコールシートを廃棄用のビニール袋とともに提供しています。

機内の “3蜜回避”対策はフィルター?

一日の運行を終えた機体は係員が入念に清掃と消毒を行います。“コロナ前”に比べて清掃時間は20分ほど増えましたが…機内でのウイルス感染を不安視する声が数多く寄せられているそうです。そこで全日空は旅客機の空調機能を公開しました。

エンジンから取り入れた大量の空気はエアコンを通り客室の天井にある吹き出し口から足元の吸気口へと流れます。空気が特定の場所に滞留することはありません。およそ3分で機内の空気が入れ替わるそうです。

機内の空気の一部はHEPAフィルターと呼ばれる高性能フィルターを使って浄化されています。全日空整備センターの奥貫孝リーダーによると、0.3ミクロンの微粒子を99.97%捕集できると言われているそうです。 どうやって99・97%もの微粒子を除去できるのか?全日空の航空機で使われているものと同種のフィルターを開発・販売している会社を訪ねました。

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