楽天・石井監督、新外国人選手の入国制限で「格差が出る」理事会で議論呼びかけ
楽天・石井一久監督(47)が20日、入国制限が続く外国人選手の問題について提言した。外国人の日本への入国が停止となっている状況を踏まえ、石井監督はこの日の12球団監督会議で「既存の選手は在留カードがあるから入国できるが、新規獲得選手は入国停止の状況。フェアな状態ではないので理事会で議論を」と呼び掛けた。 楽天は宋家豪投手(28)、アラン・ブセニッツ投手(30)の残留が決まった一方で、新たにタイガースのブランドン・ディクソン内野手(28)、元マーリンズのアダム・コンリー投手(30)、元レッドソックスのルスネイ・カスティーヨ外野手(33)と契約合意に達した。この3選手に関しては、「まだビザがしっかりと取れていない。入国も規制されているので難しいのかと」と明かした。 新規獲得選手のチーム合流時期が不透明となり、「そこで格差が出るのでは」と危機感を示す。「ガイドラインとか、スタンダードとかつくってもらえたら」と希望を語った。
中日スポーツ