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西武・川野涼多 左右両打席から快打、理想は“攻めの守備”/CAR3219フィールドで躍動する若獅子たちVol.6

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練習では「確認の繰り返し」

 九州学院高から2019年のドラフトで4位指名された川野涼多。打撃では随所で非凡な才能を見せつけているスイッチヒッターだが、遊撃での守備力の高さも光る。日ごろの練習を見ていても、どこまでも貪欲。向上心あふれる川野も期待の若獅子の一人だ。  川野の理想は高い。8月23日現在、1失策だが、「もう一歩前で捕れる」と感じる打球も多く、1歩目の足の出し方など現状に満足していない点がある。そして目指していくのは、自らの無失策記録を伸ばすことだけではない。飛びついてでも打球を捕りにいく姿勢を持ち、投手を助ける“攻めの守備”を見せていくことだ。練習では「確認の繰り返し」。とにかく数をこなして、確実性を上げる日々だ。  一方、打撃面では、プロのストレートに苦戦している。マシンで速い球に慣れても、大事なのは打席での感覚。気持ちの入った“抑えにくる球”に振り遅れることが多いのが現状だ。  手が出ずに終わるのは納得できない。「僕は初球からどんどん振っていきます。投手は初球が一番甘くなることが多いと思うので、その初球をとらえられるようにしたい」と語る。  その言葉のとおり、8月22日、CAR3219フィールドで行われた巨人戦では、8回に右打席で2球目をライト前ヒット。さらに9回、今度は左打席で粘って9球目をセンター前にはじき返した。まだ1年目。これから壁は山ほどやってくるが、川野の頑張りは少しずつ試合の中で結果として出つつある。

「1年でも早く一軍に行けたらいいと思いますが、まずはプロの世界に慣れることが一番ですね。練習をしていればおのずと結果は出てくると思いますし、結果を出していれば一軍に呼ばれると思うので、そのときは自信を持って行けるのかなと思います」  今、川野は1日1日を大事にしながら、その日できることを一生懸命こなす。いつどこであっても引き締まった顔でいる青年は、CAR3219フィールドの暑い日差しに照らされながら1つたくましくなった気がした。 西武ライオンズ

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