懐かしい…。G大阪、外国人選手5人のその後(5)3ヵ月で解任? 母国で指導者となった“東欧の貴公子”
1980年に創設されたG大阪には、これまで多くの外国人選手が在籍してきた。過去に所属した選手たちの活躍を覚えている人も多いと思うが、退団後のキャリアを知る人は少ないだろう。今回は、過去に在籍した外国人選手が退団後どんなキャリアを歩んでいるのか。懐かしの外国人選手のその後を紹介する。(通算成績などのデータは『transfermarkt』を参照)
ボバン・バブンスキー(元北マケドニア代表) 生年月日:1968年5月5日 在籍期間:1996年7月~1998年5月 G大阪通算成績:46試合7得点0アシスト 1996年にG大阪に加入したボバン・バブンスキーを覚えている人はいるだろうか。“東欧の貴公子”と呼ばれた同選手は、ヨシップ・クゼ監督の下で最終ラインに君臨。強さと巧さを兼ね備え、パトリック・エムボマらを最後方から支えた。 1998年に退団後は、ギリシャ、スペイン、ドイツのクラブを渡り歩き、2001年7月に母国マケドニアのFKラボトニツキに加入。ここで1年間プレーした後に、引退を決断した。引退後は、北マケドニア代表のスタッフに。2005年8月から半年間は同代表の暫定監督を務めている。 2008年には、選手キャリアの最後を過ごしたFKラボトニツキの監督に就任した。約1年間指揮を執った後、2009年7月にU-21マケドニア代表監督に就任。2014年6月までの約5年に渡り同代表を率いた。退任後はフリーの時期が続いたが、2017年6月から母国FKバルダールのユースチームを指揮。翌年にはトップチームの監督に昇格したが、わずか3ヵ月で解任となり、現在はフリーとなっている。
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