月刊「ムー」編集長・三上丈晴が断言!?「ユリ・ゲラーは本物の超能力者」
TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、島田秀平さんと月刊「ムー」編集長・三上丈晴さん。ここでは、三上さんが幼少期に影響を受けた出来事について深掘りしていきました。
◆ユリ・ゲラーは本物の超能力者
島田:月刊「ムー」っていう雑誌は、例えば、UFO、UMA、予言、心霊、陰謀論など、(ジャンルが)めちゃくちゃ多岐に渡るじゃないですか。 三上:そうですね。 島田:三上さんって何でも知っていますよね? いつもびっくりするんですけど。 三上:怪しいことだけですよ(笑)。 島田(笑)。三上さんがそういうものにハマったきっかけというか、ルーツは何だったんですか? 三上:月刊「ムー」の創刊は1979年ですけど、70年代から80年代の頃って、例えばテレビ番組でも心霊番組とかが普通にやっていましたよね。 島田:ゴールデンでもガンガンやっていましたもんね。 三上:だから、そういう時代でしたよね。今みたいにコンプライアンス・コードみたいなのがないような時代でしたから(笑)。 島田:心霊写真だけの本とかも、どこの本屋でも売られていましたよね。 三上:ありましたね! そういうのを学校に持っていくと休み時間に人だかりになっちゃってね(笑)。 島田:その辺で、三上さんもみんなと同じようにハマっていったんですか? 三上:そうですね、あとユリ・ゲラーが来日したのは大きかったですね。 島田:あれって何年でしたっけ? 三上:あれは1974年ですね。 島田:それは、三上さんがまだ学生時代? 三上:幼稚園児ですね。 島田:すごく衝撃的でしたか? 三上:衝撃でした! やっぱり“スプーン曲げ”を自分でもやってみるわけですよ。 島田:やりましたよね! 自分の家のスプーンで。だいたい力ずくで曲げちゃうから、カレーを食べるときにお母さんに怒られちゃうっていう。 三上:(笑)。あのね、(ユリ・ゲラーは)わざと時間をかけるんだって。 島田:どういうことですか? 三上:スプーンを持って、念みたいなものを送っていたんだけど、あれは演じていたんだって。(本当は、スプーンを曲げるのに)そんなに時間はいらないんだって。 島田:っていうことは、ユリ・ゲラーって本物の超能力者なんですか? 三上:本物。 島田:みんな言いますよね。とんでもないよって、トリックなんて何もないよって。 三上:トリックどころの話じゃないですもん(笑)。 島田:じゃあ、超能力って本当にあるんですか? 三上:ある。あのね、みんな超能力に対する考え方が間違っているんだよね。 島田:どういうことですか(笑)? 三上:スプーン曲げを手品だとかトリックがあるって言うじゃないですか。いわゆる手品師の人たちからすると、あんなものはいくらでもできると。聞くところによると、40通りくらい(トリックが)あるらしいんだけれども。 島田:曲げる方法が? 三上:そう。ナトリウムを使って1回金属を焼き戻す方法とか。だから、手品師の人たちは“全部手品だ”って言いたいわけ。 島田:こういうトリックがあるんだって。 三上:でも、ユリ・ゲラーは全然違う。触らなくてもスプーンが曲がるの。手品とかのトリックがある場合は絶対に仕掛けが必要だから、必ず1回は(スプーンに)触れないといけないけど、ユリ・ゲラーは触らなくてもグーッと曲がっていくんです。 島田:それを見たんですか? 三上:うん。ユリ・ゲラーは、触らなくてもスプーンを曲げられるの。 島田:じゃあ本物じゃないですか(笑)。 三上:その良い例として、スプーンを3本並べたときに“真ん中のスプーンだけを曲げられる”っていうこともできるわけです。 島田:ピンポイントで操作もできると。 三上:うん。だから、ユリ・ゲラーが持つ能力って全然違うのよ。“念力”という言葉だと多分ちょっとまた違うと思うんだけど。 (TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」より)