舛添都知事が会見 調査結果を公表(全文1)担当弁護士による調査結果説明
事務所賃料について
次に事務所賃料について申し上げます。6ページをご覧いただきたいんですが、6ページのイのところをご覧いただきますと、各政治団体の賃料を支払い状況が記載してございます。これらを見ますと、各政治団体から株式会社舛添政治経済研究所に支払われました賃料の月額は、常に44万2500円であります。で、この賃料額が高過ぎるのではないかというご指摘がなされております。それに関する説明が7ページのウのところであります。舛添政治経済研究所は、賃料額の決定に当たりまして、横浜市内の会計事務所に相当な賃料額はいくらかという算出を依頼しまして、その結果が記載してあるのがその次の表であります。賃料本体とそのほかのものに分かれておりまして、それらが合計して44万2500円となっておりますが、賃料本体の合計額は29万2000円であります。で、賃料の相場がだいたい30万円程度、もう少し高いかというくらいと言われておりますので、そういう意味ではこの金額は、賃料の相場とされている金額と比較して割高とはいえない金額であります。 次に賃料の二重支払などがなされていたのではないかという指摘についてでありますけれども、これにつきましてはかなり細かい説明になりますので、報告文をあとでお読みいただければよろしいかと思いますが、二重支払というようなことは結果的にはまったくないということで、確認できております。 次に、宿泊費、飲食費でありますが、これにつきましてはあとで森本弁護士がまとめてご説明をいたします。 次に自動車の購入であります。自動車の購入につきまして、11ページの真ん中ぐらいに以上、述べたとおりであり、という、始まる文章がありますが、新党改革支部が購入したトヨタ・エスティマが湘南ナンバーで登録されていた事実はありません。そして、それがもっぱら湯河原の別荘で使用されていたという事実もありません。これは、舛添政治経済研究所が、平成18年にトヨタ・エスティマを別に購入しておりまして、その登録番号が湘南ナンバーでありまして、それと誤解されたものと認められます。 ※全文2に続く