JR北海道 来年春のダイヤ改正発表 釧路行『おおぞら』函館行『北斗』の一部で停車駅減らし所要時間短縮へ
JR北海道は来年春のダイヤ改正の詳細を発表しました。釧路行の『おおぞら』と函館行の『北斗』の一部で停車駅を減らす「速達化」を図り、札幌・釧路間は現在より30分以上の時間が短縮され、札幌・函館間は3時間半を切ることになります。 【停車駅を減らし所要時間を短縮する列車】 ▼おおぞら7号(札幌・午後1時57分発・釧路行) ※現在停車している追分、新夕張、池田、白糠を通過。 [所要時間] 札幌・帯広2時間21分(現行比25分短縮) 札幌・釧路3時間54分(現行比31分短縮) ▼北斗2号(札幌・午前6時発・函館行) ※現在停車している伊達紋別、大沼公園、五稜郭を通過。 [所要時間] 札幌・函館3時間29分(現行比4分短縮) 【始発・最終ダイヤの見直し】 ▼ライラック2号(旭川午前5時18分発札幌行の始発特急)▼カムイ47号(札幌午後11時5分発旭川行の最終特急) 以上の2本を運転取りやめ。 旭川発の特急の始発を42分繰り下げ。 札幌発の特急の終電を1時間5分繰り上げ。 【特急列車から快速列車へ】 旭川と網走を結ぶ『特急大雪』が特急料金不要の快速列車へ。 利用の少ない日は運休としていましたが毎日運転になります。 普通列車用の車両を使い、ワンマン化することでコスト削減を図ります。今後、乗り心地の改善や座席数を増やすなどの改造を実施するということです。新列車名は『特別快速大雪』。 【駅の廃止】 ・抜海駅雄信内駅南幌延駅(宗谷線) ・東滝川駅(根室線) ・東根室駅(花咲線) ワンマン運転や駅の廃止で年間約1億4千万円のコスト削減になるということです。 JRの春のダイヤ改正は来年3月15日に行われます。
HTB北海道ニュース