【マルキの闇】兵庫県警機動隊員の連続自殺、塗りつぶされた「真相」立ちはだかる“組織の壁”…明日14日、遂に「A隊員」が証言へ― 問い続ける遺族の6年
そして今年9月、遺族の前に一度も姿を見せず、沈黙を貫いてきたA隊員が、裁判所に陳述書を提出した。A隊員は、木戸巡査に対し配慮を欠く言動があったことを認めた一方、「ミスを少しでも減らし、機動隊を良くしたいという思いや責任感を持って精一杯取り組んできた。私の言動が自殺の原因になったとは考えられません」と綴った。 明日、12月14日に開かれる裁判には、A隊員を含めた当時の先輩隊員と上司あわせて3人が、証人として法廷で証言する予定だ。
「土下座して謝ってほしいです。できるものなら、幹部連中も出てきて、こういうことがあったらこうなると分かった上で、組織を変えてもらいたい。でないと、大地の死が無駄死にになってしまう」(木戸巡査の父親) 警察が真っ黒に塗りつぶした「自殺の真相」は、明らかになるのだろうかー。 (読売テレビ かんさい情報ネットten. 2021年12月10日放送)