YouTube再生回数4億回の映像監督が惚れ込んだ街「銀天街」 King Gnuの最新MVロケ地になったワケ
-男の子たちが過ごす町として、沖縄市の銀天街を選びましたが、どうやって知りましたか? 銀天街は沖縄にいるコーディネーターに聞きました。そもそも、基本的に沖縄に撮影に行くと、海や夕日を撮ることが多いと思うんですけど、そこには目もくれず「日本じゃないところをください」ってお話ししました。異文化が混ざってたりとか、そういうものに影響された街がいいと。日本全国いろいろ調べたんですけど、その中で一番、沖縄市の銀天街がマッチしていました。 あと、子どもを撮影する際、一般的な日本っぽい場所で撮ると「この子たちの親はどこに出てくるんだろう」とか、そんな現実的なことが見ている人の中で疑問に浮かぶこともある。沖縄の方からしたら、銀天街って当たり前の景色かもしれないけど、僕ら違う県の人間からすると、とてつもなく魅力的な場所だなというのがあったので、そこを選ばせていただいたのが本音ですね。 -実際に足を運んでみた印象はいかがでしたか 銀天街を実際に見て「ここ以外ありえないな」と思いました。それには率直な理由があって、店舗ごとに日差しをよけるため、カラフルな日よけがついているのがとてもポップだったし、歴史が強く残っている壁の色も相まって、どちらかというと香港や台湾にも見えたりしました。でもやっぱり香港や台湾でもこういう感じじゃねえなあ、みたいな感じがあって。かなり唯一無二な景色。子役だけ(の撮影)で不安だったので、場所の良さというのがマストでしたが、実際に行って一瞬で魅了されましたね。