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早乙女太一が天海祐希との共演を振り返る「まんまと大好きになっちゃいました」

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HOMINIS(ホミニス)

幼い頃から大衆演劇の舞台に立ち、才能を発揮してきた俳優・早乙女太一。映画や舞台、そしてTVドラマなどで活躍している彼は、自身が座長を務める劇団朱雀などで、時代劇の魅力を発信し続ける存在でもある。そんな日々進化し続ける彼の魅力を存分に味わえる4作品をラインナップした特集「~時代劇を継ぐ者~早乙女太一」が8月に時代劇専門チャンネルにて放送されることが決定した。 【写真を見る】時代劇への思いを語ってくれた早乙女太一 今回は放送に先駆け、早乙女にインタビューを敢行。自身が思う時代劇の魅力などについて聞いた。 ――劇団☆新感線の舞台を映画館で上映する「ゲキ×シネ」より『髑髏城の七人(2011)』と『蒼の乱』が放送されます。それぞれの作品にまつわるエピソードをお聞かせください。 「『髑髏城の七人(2011)』は、公演の終盤に20歳になりました。僕自身、人生で初めて大衆演劇以外で観た舞台が松本幸四郎(当時は市川染五郎)さん主演の『髑髏城の七人』で、すごく感動したんです。それだけ感銘を受けた作品に自分が出演しているということで、喜びはもちろんですけど、それと比べものにならないほど、そこに自分が携わっていることへの信じられない気持ちや、殺陣だけじゃなくてお芝居でも認められたいなとか、そういったいろんなものが混ざりに混ざってこんがらがっていた時でしたね。 『蒼の乱』では、天海祐希さんと初めてご一緒させていただきました。天海さんは新感線の舞台などで拝見していて、こんなに観客をすぐ味方に付けてしまう役者さんってあまり見たことがなくて、僕、嫌いだったんです(笑)。嫉妬というか『なんでこんなにみんなに愛されて』って。実際、一緒に舞台に立たせていただいた時も、みんなが『天海姐さん』って慕っているから『オレだけは慕わない』って、ちょっと距離を置いていました(笑)。この舞台では、ものすごく体力的にキツい演出が多かったんですけど、30秒くらい舞台袖で座っていると、天海さんが僕の足をマッサージしてくれたんです。『いや大丈夫です、やめてください』って言うと『いいのいいの!集中して!あんたの方が大変なんだから』って。キュン...ってなりましたね(笑)。僕にだけじゃないんですけど。あれはずるいというか、まんまと大好きになっちゃいました(笑)」 ――TVドラマ「ふたがしら」とその続編「ふたがしら2」も放送されます。印象に残っていることはありますか。 「『ふたがしら』と『ふたがしら2』で共演した松山ケンイチさんとは、『蒼の乱』でも共演していて、よく楽屋に遊びに行っていました。ある日、松山さんが休みの日に書店へ行った時に『ふたがしら』の原作を見つけて、宗次という役を僕でイメージしながら読んでいたらしいんです。その後、『蒼の乱』が終わってほんのちょっとしてから連絡が来て、宗次役のお話をいただいたので『やります!』と即答しました。なので『蒼の乱』から『ふたがしら』にそのまま繋がった感じですね」 ――早乙女さんが思う、時代劇の魅力をお聞かせください。 「男の格好良さとか、日本や日本人の格好良さが、時代劇にはあると思っています。古くさいと言えば古くさいんですけど、その古さに僕は惹かれるんですよ。言葉は悪いですけど、ちょっとダサいところも含めての格好良いなんですよ。そして、時代劇って便利な世界じゃないからこそ、シンプルに心が見えるので、登場人物の考え方や思いやりが格好良く見えるんですよね。今の時代は、メールやSNSなどいろいろな会話の仕方があって複雑化しているから、人情が削がれていく感じがするんです。人と会わなくなったこの期間に見えてきたのは、ものすごくシンプルな自分の考えや感情だったんですけど、時代劇で描かれているものはそれに近いのかな、と思って。便利じゃないからこそ、人間同士の思いやりや気持ちがすごく大事になるし、それが時代劇でしか感じ取ることのできない魅力だと思います」 ――ハードな公演や撮影を乗り切るための健康法・リラックス法がありましたらお聞かせください。 「全然ないんですよ(笑)。普段、全くソファから動かないんで...。だから稽古に入るとキツいんですよね。日頃からやっておけば楽なんでしょうけど。いつも稽古で徐々にスタミナをつけていく感じなんですけど、本当にお客さんがいないとできないですね。特に劇団朱雀の公演などは体力の消耗が激しいので、観てくださるお客さんの拍手がないと1㎜も動けないくらいで。それこそ気持ちだけで保っている感じです」 ――おうち時間の過ごし方もお聞かせください。 「この前、観葉植物を置いてみたんですけど、落ち着かないですね(笑)。急におしゃれな部屋になってしまって。家では携帯に充電ケーブルを繋いだ状態でソファから動かない感じですね。でも、自粛期間はひたすらソファで映像を見たり、ゲームをしたり、携帯をいじったりしていたので、もういいです(笑)」 ――最後に、特集を楽しみにされている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。 「時代劇だけじゃなく、昔からある大衆演劇や舞台という文化を次世代に繋げていくのが僕自身の目標でもあるので、そこは大事にしていきたいと思っています。今回放送される4タイトルは、特に時代劇をブラッシュアップした作品なので、時代劇がお好きな方はもちろん、まだ時代劇がとっつきにくいと感じている方にもとても観やすい作品だと思います。ぜひ観ていただけたら嬉しいです」 文=中村実香 ヘアメイク 奥山信次 国府田雅子 スタイリスト 中瀬拓外 衣装協力 サイト、メアグラーティア、ガラアーベント

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