今季W杯2勝の新鋭、吉田雪乃は2位 高木美帆に0秒12及ばず スピード全日本選手権
スピードスケートの全日本選手権で、女子500メートルの新鋭、吉田雪乃(寿広)は第一人者の高い壁に阻まれた。37秒98の好記録をマークしたが、優勝した高木美帆(TOKIOインカラミ)に0秒12及ばず2位。「世界でトップを取る選手はこんなに速いんだと思った」と負けを認めた。 先月、同じ八戸で行われた四大陸選手権は4位と振るわなかった。悔しさを糧にその後のW杯で2勝。この日は敗れはしたが、高木とハイレベルな戦いを繰り広げて多くの収穫を得たようで、「ここで勝ち切れないと来年の五輪シーズンに弾みがつかない。しっかりと、そういうところを学んでいけたら」と語った。