特選スクープ2本立て。メモリアルな日産GT-R2023年モデル爆誕!? と新型クラウン続報。
俺たちは待ってるぜ。GT-Rカモーン!
スペックなど不明点は多いのですが、日産GT-Rに2023年モデルは存在します。ウワサレベルではエクステリアの刷新や出力アップの情報も飛び交いますが詳細は依然として不明。グレード展開や生産台数もわかりません。しかし、爆誕情報確定となればこの夏にも訪れるであろう正式アナウンスが待ち遠しい。 日産GT-R2022年モデルを画像でチェックする 2022年モデルの抽選がハズレた方々は「もはやこれまで」と涙したに違いない。お察しいたします。しかし! NISMOやトラックエディションは早々に売り切れましたが、じつは細々と受注→休止→受注→2022年5月正式ストップと、フツウのGT-Rはカスタネットのごとく販売されていた。コレを聞いて「おいおいマジかよ!」と思ったのはワタシだけではハズ(泣)。 さて肝心要の2023年モデルです。消息スジに食い下がってアレコレ聞いてみた。「まだ確定じゃない部分もあるしムニャムニャニャ」と惜しいところで口を閉ざす。この先は妄想するしかないのですが、R35型GT-Rのメモリアルな最終モデルだけに、2022年モデルとまったく同じ仕様で生産するとは思えず。きっと15年の歴史を締めくくるモデルとなるに違いない。 ただし、購入は狭き門となること間違いなし。そもそもGT-Rはハンドメイドな部分が多く、また昨今の半導体不足が響いている。フツウのクルマでさえ工場稼働率50%などカワイイもので通常ラインさえ止まる有様。おまけに部品を供給するサプライヤーはスペシャリストばかりと特殊案件。「何台作れるかわからない」と本音をこぼす。別れ際「頑張ってください。クルマ馬鹿は待ってますよ」の言葉を添えて撤収。
どんなスペックとデザインで誕生するか? 期待と不安が入り乱れまくるのですが、補足しておくとNISMOは出さないらしい。というのも、受注済みの2022年仕様を作り納車するだけでも苦労しているという。しかし、トラックエディションの穴を埋める、ことによっては飛び切りスパルタンな歴史的記念車となることを切に願います(値上げ上等)。 勇気を振り絞ってさらに別のスジから問い詰めたところ、心優しくも天の声は「R36? やってますよ。僕らとしても是非ともデビューさせたい」と力強いお言葉を頂戴しました。昨今の世界情勢を思えば何が起こっても不思議じゃない。けど、日産はマジで売る気で開発している。日産万歳! お次はクラウンの続報です。以前、5月発表と記事化しましたが、スケジュールがズレ込んで6月末の発表予定に。それでも暫定でさらに遅れる可能性もあるとのことだが、現車は一部のジャーナリストに既にお披露目済み。メディア向け撮影会のスケジュールも織り込み済みという。 ボディタイプは4ドアクーペ、ステーションワゴン、クロスオーバーSUVという3モデルに変更はない模様ですが、ごく一部にはクロスオーバーSUVはクラウンの枠外で単独車種の可能性も否定できないという。発表時期がズレ込んでいるというあたり、モリゾウ社長のお言葉が影響したのかもしれぬ。なんせGR86の発売がBRZより後になったのは天の声の影響。さて、どうなることやら。 話しを戻します。爆上がりの中古車相場で手も足も出ない……というGT-Rですが、今回がまさに正真正銘のラストチャンス。クジ運は測りかねますが正規の価格で買えるのだから資金繰りを考えておいて損はない。100%出る! と確約できる立場じゃないのですが、皆様の健闘を祈ります。 Text:Seiichi Norishige
教重 誠一