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日向坂46 富田鈴花、“マニア”が増加している理由は? バラエティでの愛らしさ&抜群の歌唱力が魅力に

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リアルサウンド

 『日向坂で会いましょう』(テレビ東京/以下、ひなあい)での活躍だけでなく、歌やギター演奏など多彩な才能が視聴者に広がり始め、徐々に“マニア”が増えている日向坂46の富田鈴花。4thシングル曲「ソンナコトナイヨ」では表題曲初の2列目に昇格し、松田好花とのユニット・花ちゃんズでは、『MTV ACOUSTIC FLOWERS -Bell & Like-』に単独出演が決まるなど、運営からの期待も高まっている。歌やバラエティでグループでのポジションを確立している最近の富田に注目してみた。  けやき坂46(日向坂46前身グループ)に加入後、最初の自身のブログで「私パリピと真面目の二重人格なので許してください」(富田鈴花公式ブログ:https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/24013?ima=0000&link=ROBO004&cd=member)と記してから早三年。バラエティではおちゃらけている彼女だが、実はとても真面目。そんな彼女のキャラクター性は今ではすっかりファンに浸透している。その根の真面目さが一番顕著に現れているのはブログだろう。松田好花と争うようにマメにブログを更新し、ライブやイベントの感想、日向坂に関するニュースについていち早くふれている。また、『ひなあい』で共演中のオードリーに関する話題に関しても取り上げるのが早い(同番組でも何度も取り上げられている春日による造語・春日語が、他の番組で話題になった際にも即座にふれていた)。おひさま(日向坂ファンの愛称)が知りたい内容をいち早く発信する彼女は、ファンからの信頼度も厚いのだ。  そんな富田が愛される所以はやはりバラエティでの立ち振舞いだ。玉砕覚悟の切り込み隊長として、MCへのツッコミやモノマネを披露していくも、根が真面目な部分が隠しきれず、迷走したり落ち込んだりもする。昨年末に放送された『ひなあい』での「日向坂名言大賞」では、春日に話を振ってもらえず泣き出したこともあるほどだ。そんな健気に頑張る姿や打たれ弱い部分を見ているとなんだか愛おしく感じる。ただ、最近ではひな壇芸への変化が見られている。同番組で斎藤京子が倖田來未の歌マネをしていた際、途中から“本人登場”のように富田が参戦してスタジオを笑わせていたのだが、これもあくまで齊藤を引き立てる役回りとして機能していた。ただ自分をアピールするのではなく、メンバーにスポットが当たるように振る舞う彼女は、名バイプレイヤーとしてこれからさらにバラエティで活躍していくことだろう。  彼女の歌唱力の高さが認知されるようになったのは、SHOWROOMでのライブ配信がきっかけだ。SHOWROOMでのギターの弾き語りでは、ラフに歌っているようでいて音源と変わらない音程を保ちながら歌い上げている。実は、日向坂46の歌姫である齊藤からも歌が上手いと評されている実力の持ち主なのだ。  とはいえ、シングル曲では後列になりがちだったこともあり、持ち前の歌唱力を発揮する機会があまりなかったように思う。だからこそ花ちゃんズというユニットは、富田が地に足をつけ、力を最大限に発揮できる最高の場ともいえる。花ちゃんズの「まさか 偶然…」が披露された『ひなくり2019』では、ファンタジックなステージの上で、人の温もりが感じられる真っ直ぐな歌声が感動を呼んだ。また、緊張していた松田の一方で、富田は緊張より歌うことへの喜びを実感していたようで頼もしい。  特技だと明言しているラップも徐々にスキルが磨かれている。毎回ライブで披露される彼女のラップからは、真面目な彼女の努力がうかがえるのだ。SHOWROOMでは「最近本当に音楽をやってるのが楽しくて仕方ないですね」と話していた富田。多才が故に迷走していたこともあったが、歌という武器で今後進むべき道が見えたようだ。それは、自信とやり甲斐に繋がりバラエティにも影響を与えていると思う。  『MTV ACOUSTIC FLOWERS -Bell & Like-』は延期になってしまったが、グループのフロントに立っていない富田と松田が、自分たちで道を切り拓き、MTVでライブをするというのはどれだけ他のアイドルたちに勇気を与えるか。富田は日向坂46の可能性を広げるだけでなく、アイドルがアーティストの道を切り拓こうとする、もはやアイドル界を背負った切込隊長ではないだろうか。

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