【マー君一問一答】日本復帰後初登板 被弾した中田に「余裕な笑みで挨拶されました」
楽天に8年ぶりに復帰した田中将大投手(32)が20日、練習試合の日本ハム戦(金武)で実戦初登板。先発で2回4安打3失点2奪三振で降板した。最速は148キロをマークした。 【写真】楽天・田中の後ろでべースを1周する日本ハム・中田 田中の一問一答は以下の通り。 ――無観客での練習試合を終えて。 「無観客はやっぱり寂しいです」 ――自然と力入ると話してた。 「ボールのスピードも自分が思っていたより出ましたし、そういうところに関しては今日こういうふうにゲームで2イニングで40球近く投げられて、凄くいい段階を踏めていると思います」 ――初めて打者に投げて手応え、感触は? 「まだまだ状態を上げていかないといけないと思いますし、全体的にですね、そこはまだまだな部分がたくさんあって。こういうふうに今日やれたことで、またこれからのブルペンのセッションだったりそういうところで今日の出た反省点、感じたことを生かしていきながら調整できたらなと思います」 ――中田と久しぶりに対戦した。 「ホームラン打たれているんで。さっきも今、裏で『田中さんお久しぶりで~す』と笑顔で言われましたね。余裕な笑みで挨拶されました」 ――シーズン中は抑えたい? 「それはもちろん、はい」 ――イニング間はキャッチボール行った。どう調整した? 「いや~まあ結果的には2イニング目打ち取れましたけど、初回とそんなに変わらなかったですよ、状態というのは」 ――ここから開幕へ向けどう上げていきたい? 「ずっと最初から話しているので何にも改める必要ないですけど、まだ今日初めてバッターに投げているので、徐々に徐々に上げていければなと思います」 ――課題は変化球の制球? 「制球は変化球ももちろんですけど、直球に関してもそうだし。ちょっとまだまだ調整段階という感じですね」 ――野村を高め直球で打ち取った。打ち取り方のイメージは合っている部分も? 「う~ん、まぁあそこの打ち取り方に関しては、あそこは良かったと思います。狙ったところに投げられましたし。ああいうふうにアウト取れたらいいとは思うので。ですけどまあ、いかんせんあまりやはりボールをしっかりと制球できていないというところはあったので。もちろんそれはもう投球フォームの部分というのが一番ですけど、そこを今日感じたこともたくさんいろいろあったので。それをまたブルペンでしっかりと消化していくというか、しっかりと上げていけるようにやれればなと思います」 ――カット、ツーシームは投げたか? 「投げてないです。カーブ、スライダー、スプリットですね」 ――感触的にはまだ? 「ばらつきがちょっとまだ多いです」 ――開始1時間切ってからグラウンド入って準備した。米国時代と同じ流れ? 「変わんないですね、はい。今日は12時10分、15分ぐらいに出たんですかね。だいたいそんなもんです。日本時代はやってなかったですけど、向こう行ってそれが普通な感じでやっていたので、そういう流れで今やっているという感じです」 ――プレートの立ち位置は調整した? 「いや、もうずっと一緒です」 ――足元気にしていた。ブルペンとの感覚の違いとか? 「いや感覚の違いとかは、あれですねその、ブルペンもゲームのマウンドも同じような感じですけど、ゲームはゲームの出力というか出ていき方、エネルギーの使い方があるので、それは自然とブルペンとは変わってくる部分はあるし。まずこういうふうに今日投げて、そういういろんなことを感じられたというのが一番だと思います」 ――MAX148km。感触として。 「アメリカに渡ってから7年間はだいたい今まだブルペンでしか投げてない時期なので。上出来ですよ、そういうのも含めて。だし、そういう早め早めにいろんなことを感じたいというのがあったので、こういう感じで今日バッターとの対峙が初めてでしたけど、とにかく実戦でこういろいろ感じたいなというのがあったので、こうしてマウンドに上がらせてもらって、で感じられたので、収穫しかないです」 ――希望として沖縄にいる間にもう1試合ぐらい? 「日程的にはそうなるんじゃないですかね。監督から発表されるのを待ってください。選手から言うのもあまりあれなので」 。