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【Krush】鈴木勇人vs松本篤人、元・暴走族と現役国家公務員の異色対決が決定

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ゴング格闘技

 2020年10月17日(土)東京・後楽園ホール『Krush.118』の対戦カード第一弾が、8月26日(水)都内にて行われた記者会見で発表された。 【写真】東京大学法学部卒、現役国家公務員という異色のファイター松本  Krushスーパー・ライト級3分3R延長1Rで、鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)と松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)が対戦。  鈴木は2016年12月にKrushでプロデビューすると、サウスポースタイルから繰り出す左ミドル&左ストレートを武器に頭角を現し、2019年1月にKrushスーパー・ライト級王座を獲得。2019年8月の初防衛戦ではK-1ファイターとして活躍していた左右田泰臣の挑戦を退けている。現王者・佐々木大蔵に2連敗を喫してタイトルを失ったが、7月大会でFUMIYAを初回KOに破って再起。戦績は9勝(5KO)4敗1分。  松本は7勝2敗1分で、K-1 JAPAN GROUPの試合では6戦5勝1分と無敗。2015年と2016年は1試合、2017年は2試合、2019年は2試合と極端に試合数が少なく“Krushのレアキャラ”と呼ばれる。これは松本が東京大学法学部卒の国家公務員であり、多忙のため。  その松本は「今日も時間休で職場から来ました。1年ぶりの試合になりまして、今こういう感染症の状況もあってなかなか格闘技を含めていろいろなイベントが難しい中で、自分も試合をやりたいなっていう想いを聞いていただいて組んでもらえてありがたく思っています。しかも相手は凄く強い選手で元王者。ありがたいに尽きます。いろいろ制限がある部分はありますが、自分のやれることは精一杯やってぶつかっていきたい」と挨拶。  鈴木は「コロナとかいろいろ大変な時期に自分が普通に試合できることが嬉しく思います。この試合は自分の勝ち方が問われると思っているので、次の試合につなげるための大事な一戦なのでいい勝ち方をしたいと思っています」と、自分に課題を与える。  その勝ち方とは「最低でもKO勝利かな。勝ちにこだわったら大体は勝つことができると思っています。でもそれでは自己満で終わってしまうので、見ている人が面白い試合をしないといけないと思っているので、派手に倒せればいいかなと思っています」と、派手にKOすることだと言い放った。  お互いの印象を聞かれると、松本は「鈴木選手は実力は当然。強い固まったスタイルがあってそこにどんな相手もはめこんできっちりと勝つという印象。どれだけそのスタイルを崩せるかがこれからの練習の大事なポイントだと思っています」、鈴木は「対戦相手の名前を聞いてパッと出なくて、検索して試合を見ました。正直見た印象では問題ないかなと思う。でもレコードを見ると強い選手にもしっかり勝っているので、向き合ってみないと分からない強さややりにくさがあると思っています」と、それぞれ評した。  鈴木は前回の試合後、「ボクシング技術も成長できたかなとは思う」と話していたが、「まだ見せていない部分もありますが、キャリアもそこまで長くなく短いと思うので、完成度は50%も完成されていない。今までは自分の武器だけでここまでこれたと思っているので、まだ出せていないというよりはまだ身に付いていない部分が多い。それではこれから勝つことは難しいと思うので、これからそういうものを吸収していきたいと思っています。前回は早く終わったので、あまり経験でプラスになったと感じていなくて、この試合でまたしっかりいい勝ち方をしたいですね」と、冷静に自己分析。  一方、松本は10戦してまだ一度もKO勝ちがないという戦績。そのことを聞かれると苦笑いしつつ「自他共に認める地味な感じになっています。ただ、倒されたこともないのでガンガン派手に来られるのかなと思いますが、そこをしのぎつつ自分の持ち味にもっていきたい。ただ、それだけだと先がないと思っているので、自分も新しいものを見につけて試合で出したいと思っています」と、この試合で新しい自分を見せたいとした。  また、この試合は「元・暴走族」の鈴木と「現役国家公務員」の松本という変わった図式。このことについて両者は次のように答えた。  松本は「自分はよくなぜ格闘技をやっているんですかと言われますが、格闘技が本当に好きでそれに尽きる。その理由のひとつがいろいろな人に会えるということ。鈴木選手のキャリアも知っていますが、そういう人とリングの上で対等に会えるというのは他の競技ではなかなかないんじゃないかなと思っています。それこそが、自分の好きな格闘技の醍醐味かなと思っています。そういった面でもこの試合ができるのは嬉しく思っています」という。  鈴木も「自分も同じような考えですね。今まで生き方は真逆だったかもしれませんが、リングに上がったらそういうのは一切関係ない。背負っているものもなしでフラットで戦えて純粋に強さだけを決められるのがリングの上だと思っているので、自分はそれがいいところだと思っています。自分も楽しみです」と、違う人生を歩んできた2人がリングで戦うことが楽しみだと口を揃えた。  そして、松本は「ファンの方からは、このカードを見て無謀じゃないかという意見が出るかもしれませんが、今まで鈴木選手が戦ってきた強い選手にはないものを自分が出せればと思っています。これからどういう準備をしてそこへもっていけるかだと思っているので、一生懸命に頑張りたいと思います」と、対策をしっかり練って挑むと意気込み。  鈴木は「この試合は勝ち方が大事。次の挑戦、次のビッグマッチを組まれるためにも大事な試合だと思っているので、しっかりいい勝ち方をしたいと思っています」と、次につながる勝ち方をしたいと強調した。

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