火葬料、容器料、休憩料…この事業構成の会社はどこ?
会社四季報オンライン編集部がお届けするトリビアクイズ。あなたのカイシャに関する雑学力アップにお役立てください。 事業構成には「火葬料」「容器料」「休憩料」「殯館料」「菓子・飲料」と並んでいます。2024年3月期売上高は131億円、営業利益は49億円という高収益企業なのですが、この会社はどこだかわかりますか? 葬儀に関係する会社であることはわかると思いますが、社名まで知っていれば、相当のカイシャ通です。 ■正解 東京博善 東京博善 は1887年創業。東京都区部にて葬儀場と火葬場一体型の総合斎場を運営しており、葬儀件数は年1万件超、火葬件数年6万件超の実績を持っています。総合斎場は町屋、四ツ木、落合、堀ノ内、桐ケ谷、代々幡の6カ所にあり、大規模葬から家族葬にも対応しています。 印刷や出版を手がける広済堂ホールディングス(7868)の完全子会社です。広済堂ホールディングスのセグメント情報を見ると、東京博善が営む葬祭業が稼ぎ頭であることがわかります。 会社四季報オンラインに掲載されている広済堂ホールディングスのプロフィールには以下のように記されています。 前身は1949年創業の櫻井謄写堂。印刷祖業だが現在の稼ぎ頭は1994年に子会社化した東京博善。都内で6火葬場・斎場を保有、民営ながら東京23区の火葬場シェア7割を占める。 出版は実用書主体の一般図書や教科書から撤退。印刷は製販再編で採算改善を図る。福島印刷と提携、デジタル印刷機によりビジネス関連の受託印刷を増やす。求人フリーペーパー、人材派遣・紹介や業務用LED事業も展開。2020年に東京博善を完全子会社化。2021年10月に持株会社制へ移行。2022年、葬儀運営に進出。 いかがでしたか? 次回のクイズもお楽しみに! ※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
会社四季報オンライン編集部