三吉彩花さん「今は自分の時間に投資したい」【映画『本心』公開記念インタビュー】|CLASSY.
「着たときにテンションが上がるか」が服を買う基準
――いつもオシャレな三吉さんですが、ファッション面で最近大事にしていることはありますか?着こなしや買い物のルールなどありましたら教えてください。 いちばんはやっぱり、自分に似合うか似合わないかですね。買い物の時も試着をちゃんとするようになりました。20代前半のときは「可愛い!」と思って衝動的に買って、結局あまり着ないで終わる…みたいな失敗を何度か繰り返したので(笑)。今は試着して気に入った選りすぐりのものがワードローブにいます。 もちろん着回しが効くかどうかなども意識はしますが、実用性を優先しすぎるというよりは、「自分がこれを着たらテンションが上がりそうだな」という視点を大事にして服を選んでいます。 「それ着てどこ着て行こう?」とワクワクできるかどうか、ですね。例えば日本だとヒールをあまり履かないけど、海外に行ったら履きたくなるんです。だから、ちょっとヒールが高いブーツがあったとして、「パリでこれを履きたい!」と思って買ったりとか。 あとは好きなブランドかどうかも動機のひとつ。今狙っているのは、バレンシアガのショーで見た今季のコレクション。どれも可愛くて、とくにアウターを狙いたいなと思っています。 基本的にロング丈が好きだったんですけど、やっぱりショート丈のMA1とかフーディが今季は優秀で。どれか1個は欲しいなと思っています。
映画『本心』公開情報
石井裕也さんが監督・脚本を務め、主演の池松壮亮さんとタッグを組んだ本作品。 「大事な話があるの」――そう言い残して急逝した母(田中裕子さん)が、実は“自由死”を選んでいた。幸せそうに見えた母は、なぜ自ら死を望んでいたのか…。どうしても母の本心が知りたい息子の朔也(池松壮亮さん)は、最先端のAI技術を駆使して仮想空間に亡くなった人を蘇らせるVF(ヴァーチャル・フィギュア)を開発した野崎(妻夫木聡さん)に「母を作ってほしい」と依頼する。テクノロジーは、人の心を再現できるのか――。ただ、母の本当の心を知りたかっただけなのに、朔也は自分の心や尊厳さえも見失っていく。 三吉さんが演じるのは、朔也の母が生前親しかった友人。過去のトラウマから他人に触れられないというコンプレックスを持っている。 全国公開中 出演:池松壮亮 三吉彩花 水上恒司 仲野太賀 / 田中 泯 綾野 剛 / 妻夫木 聡 田中裕子 原作:平野啓一郎「本心」(文春文庫 / コルク) 監督・脚本:石井裕也 音楽:Inyoung Park 河野丈洋 製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ 制作プロダクション:RIKIプロジェクト (C)2024 映画『本心』製作委員会 撮影/木村敦(Ajoite) 取材/所優里 編集・文/平賀鈴菜(CLASSY.編集部)