奥佐野のそば、自然美堪能を 誘客へスタンプラリー、11月末まで 市むらづくり推進協議会
佐野市北部の中山間地域(奥佐野)で手打ちそばを楽しんでもらおうと、地元住民や商店主らでつくる市むらづくり推進協議会は「市むらづくりそばスタンプラリー」を開催している。スタンプを4個集めると市産イチゴなどが抽選で当たる。11月30日まで。 自然豊かな奥佐野に足を運んでもらい、地域活性化を図ろうと昨年から実施。ことしは新たにスマートフォンを使用したデジタルスタンプラリー方式を取り入れた。 スタンプラリーの対象店舗は根古屋亭(飛駒町)、憩い館(下彦間町)、蓬山レストラン(作原町)、高齢者センター(仙波町)の4カ所。市が誇る良質な水や地粉を使った手打ちそばが堪能できる。 それぞれ食事するテーブルに2次元コードが設置され、それをスマートフォンで読み込むとスタンプを獲得できる。4種類集めると市産の農産物をはじめ、農村レストランや指定の農産物直売所で来年2月まで使える共通利用券が抽選で当たる。 同協議会はスタンプラリーを紹介するPR動画を作成し、イオンモール佐野新都市のデジタルサイネージなどで放映。事務局の担当者は「そばも自然も堪能して、イベント後も奥佐野に足を運んでもらうきっかけになればうれしい」と期待を寄せた。 チラシの2次元コードや市のホームページから登録して参加できる。(問)同協議会事務局0283・61・1163。