【下関ボート G2レディースCC】西橋奈未が5日目1R快勝 災い転じて優出一番乗り
SG「第27回チャレンジカップ」と並行開催のボートレース下関G2「第11回レディースチャレンジカップ」は23日、予選最終日となる5日目が行われている。 西橋奈未(28=福井)が4号艇で出走した1Rを捲り差しで制して1着。得点率7.33で予選を終え、優勝戦一番乗りを決めた。「伸びを求めてミスっちゃいました。伸びないし、出足も重くて…。だからスタートだけは、と思って集中して行ったおかげで展開をつくることができました」。プロペラ調整は不発に終わったが、結果的には災い転じて福となした形だ。 6R終了時点の女子賞金ランキングは10位。24日の11R優勝戦を完走すれば、プレミアムG1クイーンズクライマックス(12月28~31日、蒲郡)出場も確定する。自身初のベスト12入りを当確にして「うれしい」と声を弾ませた西橋。続けて「SGや男女混合G1で活躍するためには、ここ(クイーンズクライマックス)は登竜門だと思っている。まだまだスタートラインです」と話し、表情を引き締めた。 ただ、暮れの女王決定戦の前に、まずは今回の優勝戦だ。「夜の方が調整は分かりやすい。プロペラが合えば二の足や回った後の足がいい。センター枠までならチャンスがありそうな足に仕上がります」。G2初制覇で、勝負の師走に向けて弾みをつけたい。