10年以上の歴史を持つPC用MMORPG『TERA』が4月20日をもってサービス終了へ。1月26日には新装備やダンジョン、一部クラスに「転職」を実装する最後のアップデートが配信
ゲームオンは1月19日(水)、同社の運営するPC向けMMORPG『TERA:The Exiled Realm of Arborea』(以下、TERA)について、4月20日(水)の8時30分をもってサービスを終了すると発表した。 『TERA』は韓国のゲーム会社「Bluehole Studio」が開発したMMORPG。日本では2011年より正式サービスを開始し、その美しい3Dグラフィックやノンターゲティング方式を採用したアクション性の高いバトルで人気を集めた。 2014年には、日本国内におけるサービス運営がゲームオンへと移管。その後も新クラスの実装やレベルキャップといったアップデートが数多く配信され、2021年12月にも「黎明の島復興」などの新コンテンツがリリースされている。 今回、運営チームからは「開発元であるBluehole Studioと緊密な協議を重ねまして、今後お客様にご満足いただけるサービスの提供は困難であると判断し、サービス終了を決定いたしました」とのコメントが出された。 サービス終了にいたるまでのスケジュールとしては、3月9日(水)にアイテムモールで購入できる「便利アイテム」の提供を終了。4月20日(水)にはゲームサーバーをクローズし、外部サービスの公式アカウントも削除、そのほかのサービスやサポートの受付も終了となる。 なお、サービス終了日以降も各種プレミアムサービスの適用期間が残ってしまうプレイヤーに向けては、1月19日(水)のメンテナンス時点で、残り日数に応じた「SP」がプレゼントされている。詳細については『TERA』公式サイトのお知らせも参照されたい。 なお、ユーザーへの感謝の気持ちを込め、1月26日(水)には最後のアップデートとなる「Patch114」を配信するという。こちらではメインクエストや新ダンジョン、新装備のほか、本作のサービス開始時から登場していた「スレイヤー」、「アーチャー」の2クラスにスキルが変化する「転職」が実装されるようだ。 10年以上にわたって運営を続けてきた大型MMOが、今回その歴史に幕を閉じることとなった。今日まで遊び続けてきた方はもちろん、今はプレイしていないもののかつて『TERA』を楽しんだという方は、最後に本作の世界に顔を出してみてはいかがだろうか。
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