柏-守谷をつなぐ「利根川渡河橋」早期の事業化、千葉県に要望 千葉・茨城期成同盟会 三郷-流山・柏-つくば「都市軸道路」の一環
「千葉・茨城都市軸道路」の整備促進期成同盟会(会長、小田川浩つくばみらい市長)は、柏市-茨城県守谷市間の利根川渡河橋の早期事業化を求める要望書を熊谷俊人千葉県知事に提出した。 要望内容は(1)利根川渡河部新橋の建設推進と早期事業化(2)早期整備のため先行2車線整備や有料道路事業の活用など手法の検討(3)都市軸道路のさらなる整備に向けた十分な予算の確保-の3点。 同道路は埼玉県三郷市から茨城県つくば市をつなぐ延長約30キロの都市計画道路で、県内は流山市と柏市を通る。昨年11月には三郷流山橋有料道路(延長約2キロ)が開通するなど整備が進んでいるものの、延長約3キロと見込む利根川渡河橋はいまだ事業に着手していない。 要望を受けた熊谷知事は「粘り強く要望活動を重ね、千葉県、茨城県の後押しをしていただいたことに重ねて感謝する」と謝意を示し「都市軸道路は極めて重要な道路の一つ。引き続き連携を図り、早期事業化に向けて国にも積極的に働きかける」と応じた。