大阪万博にカワサキの新モビリティが登場!「J」の進化はあり得るか!?
川崎重工は、2025年に開催が控える大阪・関西万博の出展に向けた特別ページを公開した。複数の企業が未来の世界をイメージした複合的な「フューチャーライフ万博・未来の都市」の一角に、川崎重工は新カテゴリーのパーソナルモビリティを展示するという。 【画像】2013年に公開されたカワサキ「J」をギャラリーで見る(6枚) 文/Webikeプラス 編集部
川崎重工の展示テーマは「移動本能」
未来の都市の姿を体験するために、川崎重工を含む12社の企業が複合しておかれるパビリオン「フューチャーライフ万博・未来の都市」。その中で川崎重工が提案するのが、「交通・モビリティ」分野だ。陸、海、空のすべてで活躍する乗り物を製造する川崎重工は、個人向けのパーソナルモビリティと、多人数が移動できるマスモビリティを展示する。ここで注目したいのはパーソナルモビリティ。カワサキモーターサイクルの基本理念、「Fun to Ride(走る悦び、操る楽しさ)」を⼤切にした、今まで⾏けなかった場所へ、安全に移動できる新カテゴリーのモビリティが登場するという。 どんなモビリティとなるのかは未発表だが、モーターサイクルの理念を掲げている点、個人向けの「パーソナル」モビリティだという点から、バイク型である可能性は高いだろう。カワサキがかつて公開したバイク型次世代パーソナルモビリティには、2013年に登場した「J」がある。大阪・関西万博では、この「J」が進化して登場する可能性もあるだろう。
2013年以来の「J」登場に期待
「J」は2013年11月の東京モーターショーで展示された3輪バイク。未来的なシルエットが話題を呼んだコンセプトモデルで、可変するスタイリングが特徴。パワーユニットは電動だ。「J」登場から10年以上が経過する今、EVはどんどん一般的になってきているが、「J」が持つ可変ライディングポジションは実現していない。 2017年の東京モーターショーでもムービーに登場した「J」は、未来のカワサキを象徴するコンセプトマシンだ。大阪・関西万博で、よりパワーアップした姿での登場を期待したい!
Webikeプラス編集部