【60代「NYでパートナー探し」の道⑤】日本もNYも同じ、更年期女性の深刻な「CKK問題」って?
この本と出会うまで、顔のスキンケアはいろいろするのに、膣ケアはまったくしてきていませんでした。そういう言葉すら聞いたことがなかったような?? でも、リレーションシップの本を山のように読んで男女関係でセックスがいかに大事か、かつてはいかにセックスを軽視していたか、身に染みてわかった私は、マッチングアプリを始める前にまず膣トレ・膣ケアだ!と思いました。 今でも付箋を貼ったままにしているページには、女性器が硬くなると、頭も硬くなる。記憶力も衰え、精神的にも不安定になる。意識の問題にもかかわってくる、ということが書かれていて、これはこの本を読むまで本当に思ってもみなかったことでした! 別の付箋を貼ったページには、たつのさんから「自分で膣に指を入れてオイルマッサージをする」と言われて思わず引いてしまった原田さんに対し、たつのさんが「男性にはさわらせるのに、自分でさわるのはイヤですか?」と聞いたというくだりがあり、これはまさに「膝ポン!」でした! この本は、悩んでいる女性、相手を探している、あるいは探そうとしている女性に、ぜひお勧めしたい必読書です! しばらく前に日本で50代の女性の友人と食事をしたとき、「同年代の女友だちと集まると、話題はCKK問題なのよ!」という方がいらっしゃいました。「CKKって何ですか?」と聞いたら、「膣カラカラ」問題!と言うので大笑い! でも笑っている場合ではありません。女性にとって、この問題は深刻です。 乾いていたら耐えがたい性交痛を味わうことになるし、痛がったら相手も引いてしまいます。せっかく意気投合しても、ベッドでの相性が合わなかったらうまくいかないものです。ベッドでの相性が良かったからといって誠実な相手で長続きするとは限りませんが、ベッドでの相性はやっぱり大事! 私も探し始めて最初は苦労しましたが、やがて相性がよくて誠実に愛してくれるパートナーが見つかり、65歳にしてCKK問題が全面解決!年齢を理由にあきらめないで本当によかったと、つくづく思っています。