Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

2年連続箱根に「手応え」 筑波大陸上部、金栗四三の故郷で合宿

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
熊本日日新聞

 東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)の2年連続出場を狙う筑波大駅伝チームが、8月29日から13日まで熊本県水上村などでの熊本合宿を続けている。昨年も県内合宿し、予選会を突破して今年1月、26年ぶりに本戦の舞台に立った。同大OBの弘山勉監督(53)に熊本合宿での収穫などを聞いた。(坂本尚志)  -昨年は2015年の監督就任以来5度目の挑戦で本戦出場を決めました。  「3年生を中心に戦力がそろっていたので、チャンスはあると思っていた。暑い熊本で走り込み、しっかり土台をつくってから実戦に臨めたのが大きかった。ただ、高校時代に全国大会を経験した選手が少なく、本番(最下位20位)は力を出し切れなかった」  -なぜ、熊本で合宿を始めたのですか。  「大河ドラマ『いだてん』の主人公で、大学の大先輩である金栗四三先生の出身地。スポーツを通じた地域活性化の連携協定を筑波大と熊本県などが結んでいた関係で合宿の話をいただいた」

 -11年から「箱根駅伝復活プロジェクト」に力を入れています。  「筑波大の売りは文武両道。第1回大会(1920年)の優勝校という自負がある。学内の研究者と連携し、スポーツ科学のデータを活用しつつ強化を図ってきた。強化資金をクラウドファンディングで集め、SNSでの発信も続けている。本気で箱根を目指していることを知ってもらい、『筑波でやりたい』と思う高校生を増やし、応援の輪も広げたい」  -国立大として強豪私大にどう立ち向かいますか。  「選手集めができないなど制約はある。いろんなルーツを持つ選手たちの自主性を重んじ、いかに育てていくか。長距離にまぐれはないので、心技体を高めて力を付けていくしかない」  -新型コロナウイルスの影響は。  「感染拡大が始まった3月から6月末までチーム練習は禁止した。部員の多くは共同生活をしているが、外食はせずに、インターネットで食材を購入するなど細心の注意を払った。各大会が中止になったが、選手たちは箱根駅伝の予選会が開催されると信じ、高い意識を保って自主練習を続けてくれた」

 -その予選会は10月17日に迫りました。  「力のある選手たちがコロナ禍の中でも力を付け、チームに刺激を与えてくれた。熊本でいい練習ができている。箱根に行ける手応えはある」

【関連記事】