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葉山のアーティスト真砂秀朗さんの「田んぼ」 オオタヴィン監督が映画に

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 葉山在住の絵と音のアーティスト・真砂秀朗さんが農作をする水田を舞台にしたドキュメンタリー映画「UTAUTA/歌う田」が9月20日から、シネマカフェ「シネマアミーゴ」(逗子市新宿1)で上映される。(逗子葉山経済新聞) 【写真】映画「UTAUTA/歌う田」の上映案内  真砂さんは20年前、耕作放棄地だった農地を借り、棚田の整備を始めた。3年目から「冬期湛(たん)水・不耕起農法」に取り組み、夫婦が食べる1年分の米などを栽培している。  同農法は、冬に水田を水で満たし、まったく耕さず微生物の力で栄養分を補って、湿地植物である稲の潜在力を引き出して丈夫な稲に育てる考えの農法。「稲本来の沼の生態になるので、稲も丈夫になり手がかからない。縄文後期の水田はこんな感じだったのでは。『農業』ではなくて『農』」と真砂さん。  「UTAUTA/歌う田」は、映画「いただきます」シリーズのオオタヴィン監督がメガホンを取った。民族音楽に関心のあったオオタヴィン監督は7年ほど前に真砂さんのライブに行き知り合ったという。「水田の話を聞き、農業を教えてもらおうと葉山に行った。住宅地から一歩入り、いきなり景色が変わって驚いた。田んぼに行くとまず農作業をして、その後に撮影をした。『いただきます』よりも先に撮り終えていた幻の第1作だった。仕上げたのは6年たった今年。コロナの外出自粛のせいか、家庭菜園をする人が多くなり、あたらめて今、多くの人に縄文田んぼの取り組みをきちんと伝えたいと思い、真砂さんのインタビューのシーンを入れて完成させた」とオオタ監督。「この作品が現在、公開中の『いただきます2 ここは、発酵の楽園』の原点となっている」とも。  完成した映画を見た真砂さんは「ドキュメンタリーだが感覚的で美しい映像。本当の自然を残すことは、いじらないこと。原始的で貴重。それは頭で難しく考えるようなことではない。映画もこの田んぼと同じ。この農法ならばやってみたいと思える人もいるのでは。実際、ここで学んで別の場所で始めた仲間もいる」と話す。  映画に使う音楽は全編、真砂さん作曲のヒーリングミュージックで、劇中では水田で真砂さんが「ふるさと」と「浜辺の歌」を演奏する一幕も登場する。    シネマアミーゴでの上映は9月20日~26日(17時30分~18時30分)。20日は上映後、真砂さんとオオタ監督のトークショーを予定する。同館は現在、新型コロナウイルス感染対策のため鑑賞は予約制。

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