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<東京ラブストーリー>29年ぶりの再ドラマ化で「開けにいったパンドラの箱」 親子2世代で楽しむ“狙い”も

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MANTANWEB

 俳優の伊藤健太郎さんや女優の石橋静河さんらの出演で、約29年ぶりに再ドラマ化された「東京ラブストーリー」。鈴木保奈美さんと織田裕二さんのダブル主演で1991年に放送された“平成版”は、“伝説のドラマ”だっただけに、今回の再ドラマ化を「パンドラの箱を開けるようなものだった」と語る“令和版”の清水一幸プロデューサー。どうして“箱を開けた”のか。そこには王道ラブストーリーへの“想い”があった。 【写真特集】“アラフィフ”になったカンチとリカの姿は? 東ラブ続編がこれだ!

 ◇東京ラブストーリーの魅力は恋愛模様が普遍的

 「東京ラブストーリー」は、「家族の食卓」「あすなろ白書」(共に小学館)などを手掛けた柴門ふみさんの同名マンガが原作。自由気ままで恋愛にまっすぐな赤名リカ、リカに好意を寄せられる永尾完治(カンチ)、完治の高校の同級生の三上健一、同じく同級生で完治が思いを寄せる関口さとみ、三上の大学の同級生・長崎尚子が織りなすラブストーリーだ。鈴木さんがリカ、織田さんが完治を演じた“平成版”は、最高視聴率32.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、期間平均視聴率22.9%(同)をたたき出し、小田和正さんが歌った主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」も大ヒットした。

 清水さんは高校生のときに“平成版”を見てハマった一人で、それからドラマ制作に興味を持ち、これまで連続ドラマ「のだめカンタービレ」「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」「最高の離婚」などの制作に携わってきた。

 柴門さんのマンガを読みあさったという清水さん。作品の魅力について「上京した都会で今まで会ったことのないようなタイプの女性と恋をしたり、高校時代の幼なじみとの恋愛模様など、永遠に普遍的だと思う」と分析。「そこの部分さえ変えなければ、今の時代に置き換えられる」と考えた。

 ◇恋愛は現代でも「すれ違う」 現代の“カップルあるある”も盛り込んだ

 原作は完治が主人公で、“平成版”はリカを主軸として描かれた。再ドラマ化するなら「同じものを作ってもしょうがない」と、原作を「どういうふうに料理すればいいのか、とことん突き詰めた」。そして、“令和版”は原作と同様、完治(伊藤さん)を主人公とした。しかし、原作の完治は女性に慣れている部分があり、遊び慣れている同級生の三上健一と差別化できなくなるため、“平成版”と同様、優柔不断で優しく温かいキャラクターにしたという。

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