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目標は師匠のジャンボ尾崎ではなく不動裕理!18歳、最年少プロ西郷真央が放つ“大器の予感”

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THE DIGEST

 国内女子ツアー第2戦・「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」2日目、西郷真央が前日の5位タイから首位タイへ浮上した。誕生日が01年10月8日と、現在登録されるプロゴルファーの中では最年少の西郷だが、そのプレーぶりは18歳とは思えないほどの落ち着きがある。  今年の7月初旬に背中の肉離れを発症。その影響で初日は思い切ってクラブを振れない状態だった。しかし、そのことを逆手にとり、2日目は無理をせずコンパクトなスイングを心がけたことで、課題だったティショットが修正されたのだ。しかも、アイアンショットの距離感と方向性もアップし、ピンの近くへ乗せることが増えたという。 「前半はそのチャンスを生かせたんですが、後半はなかなか決め切れなかったのが残念です」と西郷。確かに最終18番パー4では、セカンドショットはピン左上2メートルにつけたものの、惜しくも外してしまった。沈めておけば初の単独首位で最終日を迎えられたが、それでも4バーディ、ノーボギーでスコアを通算8アンダーまで伸ばしたのは立派のひと言に尽きる。  今回の躍進は決してフロックではない。6月に開催された今季の開幕戦であり、西郷にとってプロデビュー戦となった「アース・モンダミンカップ」では、結果的に5位タイに終わったものの、最終日を最終組でプレーしているのだ。今回も明日の最終日は最終組でのプレーとなり、デビュー以来2戦連続での快挙となる。明日の結果次第では、一気に来季のシード権すら決定する可能性すらある。  そんな西郷だが、ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーの1期生であり、ジャンボ自身、当時から目をかけていた。昨年、彼女が日本女子アマを制した際、わざわざ会場までお祝いコメントを届けたというのだから驚きだ。ものすごい勢いで伸びていく弟子の成長がうれしいのだろう。今年の2月にジュニアレッスン会を開いたときも、西郷の話題を振ると珍しく表情を緩めていた。  オフや自粛期間中にもいろいろとアドバイスをもらったらしいが、苦手なスライスラインの読み方を教わったことが、今大会のプレーに生きているという。ただ、西郷自身、目標とするのは師匠のジャンボではなく、不動裕理だというから面白い。うまい選手よりも強い選手に憧れるのがその理由だが、考えてみればジャンボが強かった頃はまだこの世に存在していなかったのだから、当然かもしれない。

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